先日、友人とちょっと大きめの寺に行こう
という話になった。
散歩を楽しむため、寺からそこそこ
離れたところから我々は出発した。
さて、まずやるべきことと言ったら、
例によって、はてなブログをすすめることだ。
だが、友人はなかなか興味を示さない。
私は様々な方法で説得を試みた。
私 「君から見た世界を描いて欲しい。
はてなブログというキャンバスに」
友 「詩的に表現してもダメだ」
ダメだった。
私 「昼食はどうする?」
友 「おすすめの店がある。
そこへ行こう」
しばらく歩いて、店に到着した。
しかし、店は閉まっている。
友 「ぶっだといるとこういうのばかりだな」
私 「まったく、人生ってやつは・・・」
しばらく歩いていると、
電車の車両基地があった。
そして周りにはこんなものが張り巡らされている。
私 「あれは一体何だろう?
対空砲かな」
友 「まぁ基地だからな」
近づいたら射殺されそうな雰囲気だったので、
基地からはなるべく離れて行動した。
またしばらく歩いていると
今度は川が見えてきた。
友 「水はいつ見ても良いな」
私 「濁ってるがな」
友 「君はいつも一言多いな」
私 「こんなところにいる魚は
早く死んでしまいそうだな」
友 「魚なんて初めから生きながらに
死んでいるようなもんだろ」
私 「魚類への冒涜だ!
謝れ!このブログは魚の方だって見ているんだぞ!」
魚の皆さん、ごめんなさい。
途中、ドラッグストアで飲み物やお菓子を購入。
私 「ストレス軽減チョコだって。
これで十分ストレスを減らせそうだ」
友 「俺との会話でそんなにストレスがたまったのか?」
私 「えっ、あ、あの、その」
友 「何なんだ、そのマジっぽい反応は。
やめてくれ・・・」
我々はチョコでストレスを減らしながら、
さらに歩き続ける。
私 「映画館に行きたい。
暗くて広いところにいたい。
だが、映画館は映画がうるさくて落ち着けない」
友 「プラネタリウムに行けば?」
私 「星の説明がうっとうしい」
友 「夜空見に行けよ!」
友 「この前、飲み会で面白い話をしろと言われた。
なので、ぶっだのブログの記事を使わせてもらった」
私 「どうだった?」
友 「沈黙が支配してつらかった」
私 「すまんな、力になれなくて・・・」
友 「いや・・・」
私はチョコを食べてストレスを軽減した。
そうこうしている内に、
ようやく念願のお寺に到着した。
さぁ、いよいよ参拝だ。
だが、入口に来てみると、
すでに閉館していた。
友 「またか・・・」
私 「チョコ、食べるか?」
友 「ああ・・・」
しかし我々のストレスは、
ストレス軽減チョコによっても
癒されることはなかった。