だいたい日刊 覇権村

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三一式西洋氷菓子

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今日は帰りにサーティワンアイスクリームに寄ってきた。

サーティワンアイスクリームと言っても、

みんなピンと来ないかもしれない。

でも、

三一式西洋氷菓子(さんいちしきせいようこおりがし)

と言えば、みんなわかってもらえるだろう。

我々の業界では三一式と呼ぶ。

三一式は武骨で硬派な氷菓子屋だ。

そのため、女性や子どもは

入りづらいかもしれない。

だが、この店の扉は万人に開かれている。

遠慮せずに入って欲しい。

 

さぁ、店に入り、氷菓子の注文だ。

ここではまず、コーンかカップかを問われる。

そして、この選択が全ての運命を決定する。

慎重に考えてみる必要があるだろう。

 

まず、コーンについてだ。

コーンでのろのろ食べていると

氷菓子が溶け始め、

手がベトベトになり、

精神が汚染され、

色々あって命を落とすことになるだろう。

 

その点、カップなら安心だ。

氷菓子が全て液体になっても

手と心は汚れることがない。

 

では、カップを選ぶべきなのだろうか? 

話はそう単純でもない。

コーンを選べば、スリルと興奮、

生きる希望と喜び、

この世界に生まれてきた意味を知るだろう。

 

だが、カップではそうはいかない。

カップを選べば安全は得られるが、

平坦な日常が待っている。

こうした生活は精神を硬化させ、

やがてあらゆるものに対して無感覚となり、

やはり命を落とすことになるだろう。

 

これはただコーンかカップ

という問題にとどまらず、

その人の人生観、世界観の問題だ。

一人になった時に胸に手を当て、

ゆっくり考えてみてほしい。

 

さて、コーンかカップかを選んだ。

次は氷菓子の種類だ。

バニラやチョコ、ストロベリーをはじめ、

多種多様な甘い氷菓子が揃っている。

だが、私ぐらい渋い大人になると

そんな甘いものは口にできない。

もっと大人でビターな味わいを求めたい。

というわけで私が選ぶのは

もちろんホッピングシャワーだ!
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 見るからにビターな感じだろう。

私は存分にホッピンした後、

帰途についた。

 

だが、これだけではまだ

ホッピンし足りない人もいるだろう。

そんな方に朗報。

ここには氷菓子だけでなく、

クレープもある。

リッチガトーショコラや

ナッティキャラメルアイスクリームなんかで

ホッピンするといいと思う。

 

何、まだ足りない?

ならばアイスサンドだ。


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バニラかチョコか、

つまり光か闇かを選んでほしい。

これで満足いただけただろう。

 

それでもまだホッピンし足りない?

それでは最後の手段をとろう。

 
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アイスクリームピザだ。

人間文明もとうとう

こんなところまで来てしまった。

こいつの手にかかれば、

すべてのものはホッピンし尽くされることだろう。

 

こんなところだろうか。

繰り返すようだが、

三一式は武骨で硬派な氷菓子屋だ。

そこでは選択と決断、

そしてそれに伴う責任が

課されることだろう。

入店の際は、

優柔不断な態度を捨て、

真剣に三一式と向き合ってほしい。

私からは以上だ。