だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない

夏の夜の怪談

はてなブログ今週のお題

「ちょっとコワい話」

だそうだ。

たまにはこういうのに乗っかるのもいいだろう。

そこで今日は私が出会った恐怖体験を書こうと思う。

 

あれは私が小学生の頃。

たしか夏の終わりの暑い日の出来事だった。

その日は疲れていたので、

いつもより早く眠りについた。

 

だが、早く寝てしまうと、

途中で起きてしまうものだ。

案の定、私は夜中に起きてしまった。

時計を見れば、時刻はもうすぐ

0時を回ろうとしている。

そのまますぐに寝直せれば良かったのだが、

目が覚めてしまってどうにも眠れない。

そして何だか喉が乾いてしまった。

私は水を飲むため、

薄暗い台所へと足を運んだ。

 

台所には難なく到着した。

そして私はコップに水を入れ、

そのまま一気に飲み干した。

乾いていた喉が一挙に潤い、

生き返ったような心地になった。

さぁ、これで気分も良くなった。

朝までぐっすりと眠ろう。

そのまま寝床に帰ろうとしたその時、

私は背後にただならぬ気配を感じた。

何かがいる・・・!

そしてそれは本能に訴える

直感的な恐怖だった。

私はそのまま動けなくなり、

焦燥感でどうにかなってしまいそうだった。

このままどこかへ行ってくれ・・・!

私は心の中で強く願った。

だが、無情にも、後ろの「ソレ」は

ひたりひたりと近寄ってくる。

冷や汗が止まらない。

やがて、ソレは

私のすぐ後ろで止まった。

背中が触れ合うギリギリのところだった。

そこでようやくガタガタと

全身に震えが来た。

どうやら少しなら体が動かせるようだ。

だが、私の本能は

後ろを振り返るのを必死に拒む。

嫌だ、振り向きたくない。

でも、このままこうしているわけにもいかない。

私の中には強い葛藤が生まれた。

 

そして突如、ゴーン!ゴーン!という

鐘の音が鳴り響いた。

深夜0時を告げる置き時計の鐘の音だ。

私はその勢いを逃さず、

意を決して振り返った!

 

 

 

 

 

 

 

〆切 「やぁ」

 

 

 

その日は9月1日であった。