だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

戦場の掟

今日は小学校時代の友人と遊んだ。

我々は久々に友達の家でゲームをするという

小学生めいたことをした。

 

まずはそこらへんでゲームを買い、

そしてプレイを開始。

今日選んだゲームは、

FPSというジャンルのゲームだ。

FPS とは、銃でドカン!バーン!するゲームのことである。

 

ところで、私ははてなブログを始める前は、

アフリカで傭兵をやっていた。

私はたくさんの戦場を駆けめぐり、

多くの報酬を得てきた。

確かそうだったはず、多分。

いや、ここらへんは戦争の後遺症で

記憶が曖昧でな ・・・

だが、たとえ記憶を失っても、

身体はそれを覚えている。

一度習得した技術は

容易に失われるようなものではない。

今日は皆さんに戦場で生き残る術を教えよう。

 

私はまず、新兵である友人に

戦場での戦い方を叩き込むことにした。

私は鬼教官となり、

コントローラーを手に取った。

 

私 「私が手本を見せる。

貴様はそこで見ていろ」

友 「おお、このゲームやったことあるの?」

私 「いや・・・。

だが、戦場というものは、

どこだって似たようなものだ」

 

ゲームが始まると同時に、

私はキャラを全力疾走させた。

友 「おお、すごいな」

私 「覚えておけ、戦場で生き残るのは

勇敢な奴なのだ」

(ッターン!)

友 「おい、射殺されたみたいだが」

私 「・・・。

いいか、よく覚えておけ。

新兵はこうやって死んでいくんだ。

それを教えるためにわざと死んだ。

次は実践編だ。

よく見ておけ」

友 「あ、ああ・・・」

 

戦場の掟 その1

戦場では走らない

 

私は再びゲームをスタートした。

今度は慎重に、ゆっくりと前へ進んだ。

友 「なんなんだよ、その及び腰は!」

私 「覚えておけ、戦場で生き残るのは勇敢な奴ではない。

戦場で生き残るのは臆病な奴だ」

(ッターン!)

友 「また死んだみたいだが・・・」

私 「いいか、よく憶えておけ。

新兵はこうやって死んでいくんだ。

私はその手本を見せるためにわざと・・・」

友 「できないならできないって言えよ!」

 

戦場の掟 その2

できない時は正直に言おう

 

私は戦略の転換を余儀なくされた。

戦場では臨機応変な対応が求められる。

柔軟性を失った者は決して生き残れない。

私は新たな戦略を考えた。

そして気づいた。

敵を見えてから攻撃するのでは遅すぎる。

見える前にやらねば。

そう、大切なものはいつだって

目には見えないんだ!

とう!

私は勢いよく遠くの草陰に

榴弾を放り投げた

そして爆発音が響いた。

私は圧倒的大勝利感と共に

草陰へと近づいた。

 

友「味方が・・・死んでいるな・・・」

私 「・・・。

敵をだますならまず味方から。

敵を殺すときもまずは味方からだ!」

 

戦場の掟 その3

敵を殺す時はまずは味方から

 

以上だ。

この3つの掟を守るならば、

あなたはアフガンやイラクでも

きっと生きていけるはずだ。

頑張ってサヴァイヴしてほしい。

 

戦場の掟 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

新品価格
¥972から
(2017/9/9 23:48時点)