だいたい日刊 覇権村

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簡単!知らない人に話しかける方法♪

我々は普段生きていく中で、

知らない人と話さなくては

ならないことがある。

しかしながら知らない人に

話しかけるというのは、

なかなか骨が折れるものだ。

どんな話題を選べばいいか、

どんな風にそれを切り出せばいいか、

どんなタイミングで話せばいいか、

そんなことをつい思い悩んでしまう。

色々な選択肢があるとは思うが、

いきなり重い話題はまず避けたいところ。

「はじめまして。人生って何だと思いますか?」

などと尋ねたらドン引きである。

最初の話題はできるだけ無難なものがいい。

では、無難な話題とは何だろう?

これはよく言われるように

天気の話がベストだ。

今日はどのように天気の話に

繋げていくかを考えてみよう。

 

まず一番ハードルの低いものから行こう。

知らない人に出会ったら、

こんな風に切り出してみるといいかもしれない。

 

「今、何ヘクトパスカルですか?」

 

これは「ちょっと今何時ですか?」

ぐらいの感覚で聞けば大丈夫だ。

相手のプライバシーには踏み込まず、

しかし一番すぐにパッと答えられる質問だと思う。

答えが返ってきたらすかさず

梅雨前線や熱帯性低気圧の話なんかに

繋げていけば、スムーズに進むと思う。

 

だが、にわかには信じがたいが、

気圧をすぐに答えられない人も

この世にはいるらしい。

気圧計を忘れてくるなんて

一体何しに外へ出たというのだろうか。

言いたいことは色々あるが、

そんなコミュ障とも話す機会があるかもしれない。

そんな時はこう切り出すといいだろう。

 

「今ちょっと気象衛星を探してるんですけど、

見かけませんでしたか?」

 

これも「ちょっと今何時ですか?」

ぐらいの感覚で聞けば大丈夫のはずだ。

落としたコンタクトレンズ

一緒に探してくれるような流れで

気象衛星を探してくれると思う。

こういうところから次第に

話を深めていくことも可能だ。

是非試してみて欲しい。

 

さて、ここまでは初級編だ。

次はもうちょっと踏み込んで、

相手の考えなんかを

聞いてみたいところ。

そんな時はこんなフレーズが役立つだろう。

 

「熱帯の対流活動についてどう思いますか?」

 

熱帯の対流活動は人生において

とても重要なファクターだ。

熱帯の対流活動との向き合い方によって、

その人のあり方や、

人との関わり方は大体わかる。

しかし天気の話なので

それをとても気軽に聞けるのだ。

これを利用しない手はないだろう。

相手をもっと知りたい時に

試してみて欲しい。

 

さて、ここまでは知らない人と

仲良くなる方法だけを見てきた。

しかし、この世には仲良くなりたい

人ばかりではない。

中にはあまり関わりたくないな

と思う人に会うこともある。

そんな時に無難に相手を

遠ざけるフレーズがあれば便利だ。

これも天気と絡めて話すと良い。

 

では、どんな風に切り出すか?

まず、参考にしてみたいのは、

 

「月が綺麗ですね」

 

という言葉だ。

これは皆さんもご存知の通り、

「あなたを愛している」という意味である。

それを婉曲に表現するとこうなるようだ。

とても趣があっていいですね。

だが、この言葉をたった1文字変えるだけで

真逆の意味にすることもできる。

以下のように言ってみよう。

 

「月『は』綺麗ですね」

 

これは直訳すると、

月は綺麗だが、貴様は汚い。

去ね、この薄汚いドブネズミが。

という意味だ。

それを雅に言うと上のようになるわけである。

こういう風に婉曲に表現すれば

角が立たずに相手を遠ざけることができるだろう。

非常に便利なフレーズだ。

 

こんなところだろうか。

天気は我々を近づけることもできれば、

遠ざけることもできる魔法の話題だ。

みなさんも是非これらの方法を

試してみてほしい。

私はこの方法で人間関係において

観測史上最大の寒さを更新し続けている。