皆さんは一人称、どうしているだろうか？
もしかしたらいまいち
定まらない人もいるかもしれない。
だが、一人称の乱れは心の乱れ。
一人称が定まらないなら、
自分のアイデンティティも曖昧になる。
そして一人称ショップへ入った時、
店員から
「あなたにはこんな一人称が合ってますよ！」
などとおすすめされ、
自分に合っていない流行の一人称を
買わされる羽目になるだろう。
今日は失敗しない一人称選びのために、
様々な一人称を見ていこう。
・私
おそらく最も一般的に使われるものだろう。
オフィシャルな場では、
男女ともによく使われる。
私的な場では、
女性の方がやや多いが、
これも男女ともに使われるものだ。
一番無難なので、
困った時はこれを使うのが良いだろう。
・自分
どこか謙遜した雰囲気のある一人称だ。
実直な自衛官の方が
使っているイメージがある。
真面目な人は使ってみるといいだろう。
・わし
お年寄りがよく使っている一人称。
だが、若者であっても
精神年齢が65歳を超えれば
使っても大丈夫だ。
・ぼくちゃん
大人になれなかった
哀れな男が使う一人称。
一度使い始めた人間は
死ぬまでこれを使い続ける。
救いはない。
・本官
警察官がよく使う言葉。
あなたが警察官になったり、
文法警察となって
人の文章を攻撃したい時は、
この一人称を使わなければならない。
・拙者
誇り高いサムライが使う言葉。
サムライジャパンは
みんなこれを使っている。
そうでない選手は偽物だ。
注意してほしい。
・朕
やんごとなき身分の方が使う一人称。
読者の中には天皇も
少なくないと思いますが、
陛下におかれましては、
僭越ながらこちらを
おすすめしたい所存です。
・我
格調高い一人称のため、
高位神官や竜族の主、
暗黒のパワーを宿した中学二年生がよく使う。
・ミー
Oops! Are you American?
If you are Japanese, you should not use it.
・俺
強そう。
・僕
弱そう。
・わだす
わだすら農民ぁ土一揆の時さ
これを使うんだぎゃあ。
そうすっと力ぁわいでぎて
強くなれるんだぎゃあ。
こんなところだろうか。
他にも様々な一人称があるが、
これだけあれば十分だろう。
皆さんはどんな一人称にしてますか？
ちなみに私はいつも俺って言ってますよ、僕は。
