今日は友人のT氏と野生展へ行ってきた。
野生展とは、六本木の21_21デザイン美術館で
やっている展覧会のことだ。
この21_21デザイン美術館がかなり独特で
地下に会場が広がっている。
地上にはほんのわずかな構造物が
出ているに過ぎない。
首都直下型地震で
陥没したビルを想像して欲しい。
だいたいそんな感じだ。
野生展はさすが野生というだけあって、
野生に満ち溢れていた。
T 「やっぱり野生展は
野生に触れているところがいいよね。
やっぱり人間は野生らしく野生でないと
野生になれないからさ。
要するにワイルダネスなんだよ」
私 「本当にそうだね。
野生はワイルドだよね」
それでは様々な野生を見てみよう。
T 「すごい、学生がインスタントカメラで撮ったみたいだ」
私 「学生はワイルドだからね」
T 「サウンドがワイルド」
私 「アトモスフィアがワイルド」
私 「なぜ土偶?」
T 「これは稲作前のワイルダネスを表している。
そう、渡来人が来る前の・・・」
私 「縄文土器まであるぞ」
T 「どきどきする」
T 「俺でも作れそう」
私 「これは人間は誰でも
ワイルダネスを持っている
ということなんだと思う。
そしてワイルダネスを解放すれば
誰でも野生になれる可能性があるんだ」
T 「何言ってるかわかる?」
私 「いや・・・」
こんなものまであった。
私 「さすがにキティちゃんに野生はないだろ・・・」
T 「いや、ある。
俺の大嫌いな後輩がキティちゃん大好きでな。
だからキティちゃんを見ると
野生の感情が目覚める。
狩猟民族としての本能が・・・」
私 「お大事に」
他にも様々な野生があった。
野生のおじさん
野生のお兄さん
野生のお姉さん
野生の猫
野生の自撮り