先日は所用でお茶の水へ
立ち寄る機会があった。
お茶の水の最も有名な
観光スポットといえば、
やはり明治大学拷問博物館だろう。
幸い用事の合間に少し時間が取れたので、
こちらに行くことができた。
今日はそこで見た物を
ありのままに書いていこう。
ここから先はあまりにも残酷なので
気分が悪くなる方も多いはずだ。
そういうものが苦手な人は
今すぐ引き返した方がいい。
勇気ある方は覚悟して見て欲しい。
さて、まず最初の展示はこちらだ。
きっとこれらの拷問器具は、
罪人をこしょこしょし、
全身をこそばゆくして
殺すためのものだろう。
見るのもおぞましい光景だ。
次に現れたのはこれである。
こちらは先ほどとは打って変わって、
罪人の心を蝕む拷問器具だ。
これを見ていると
当時の会話が聞こえてくる。
「オラァ!お前が納めた年貢が真っ二つだ!」
「なんてむごい!」
とても人間のすることとは思えない。
今度はまた戻って、
身体を物理的にいたぶるものだ。
見て欲しい、この残酷な漆器を。
幕府の役人はこれを罪人に触らせる。
すると漆に触れた罪人の手は
かぶれてとてもかゆくなり、
やがて死に至る。
本当に恐ろしい。
次はこちらだ。
何だかわかるだろうか?
これは罪人の日記だ。
罪人が深夜のテンションで
うっかり書いてしまった
恥ずかしいポエムなどを、
こうやって衆目にさらすのである。
この刑に処されれば命はない。
運良く生き残ったとしても、
もう生きてはいけないだろう。
続いてはこれだ。
空を見上げる刑である。
罪人は首を上に上げた状態で固定される。
そしてあの広い青い空を眺めていると、
人間のちっぽけさに気がつき、
自分の存在に疑問を抱き、
発狂して死んでしまう。
人間の心の隙をつく酷い刑だ。
次もそれに劣らず残酷な器具だ。
これに繋がれた人間は、
いわば杭と鎖に繋がれた
飼い犬の状態になる。
そして一日中
「ポチー!ポチー!」
などと呼ばれ、
人間の尊厳は奪われ、
やがて発狂死してしまう。
人間というのは本当に恐ろしい生き物だ。
まだまだ終わりではない。
罪人達は食器をすべて
この縄文時代レベルの
土器に替えさせられてしまう。
当然食事の際にすごく食べづらい。
役人 「ほーら、不便だろー!」
罪人 「ウワァーやめてくれー!」
そしてそのまま餓死してしまうのだ。
どこまでも人間をいたぶるつもりである。
縄文時代スタイルの拷問はまだ続く。
この黒曜石のやじりは何だと思うだろうか?
恐ろしいことに、これを罪人に渡し、
マンモスを狩ってこいと言われるのだ。
罪人の罪が大きければ大きいほど
やじりのサイズは小さくなり、
最終的にはまが玉を持たされる。
もはや尖ってすらいない。
実質上の死刑である。
次も縄文時代風だ。
罪人達はひたすら土偶を作らされ、
作る度にこのように破壊されてしまう。
まるで賽の河原だ。
発狂するほかない。
他にも鏡で「自分のしけた面を見続けろ」と言われたり、
この急須で鬼のように水を飲まされたり、
こんなコミュ力ゼロの埴輪達と
グループディスカッションを命じられたりする。
これ以外にもとても紹介しきれないほどの
拷問器具の数々があった。
これらは人間がどこまで
残虐になれるかを示す、
罪の象徴とも言うべきものだ。
見ていると本当に気分が悪くなり、
お昼に食べたカレーうどんを
吐き出しそうになる場面も多々あった。
だが、我々はこうした事実から
目を背けてはいけない。
こうした暗黒の歴史を学ぶ先に、
きっと文明の進歩があるのだと思う。
皆さんも是非一度
明治大学拷問博物館へ訪れて見て欲しい。
明大の学食はとてもおいしいよ!