だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

一体いつまで正月気分でいるつもりだ?

 

 新年が始まってから少し経った。

年が明けてからの記事は、

すべてこたつでダラダラしながら

書いたものだ。

そしてこたつから生まれた記事は

いつも以上に間の抜けた感じに

仕上がった。

これが正月気分というやつだ。

そろそろこれを

抜け出さなければならないだろう。

そして正月気分を抜け出すことは、

こたつから抜け出すことと同義である。

どのようにこたつから脱出するかを

考えなければ。

 

だが、こたつの力は強大だ。

それはあたかも19世紀における

西洋列強諸国のそれである。

こたつ帝国主義は瞬く間に

私を植民地化したのだ。

だが、今こそ独立の時だ。

人民よ、立ち上がれ!

 

しかし、闇雲に独立運動

起こしても失敗は免れない。

それは歴史が証明している。

我々は歴史に学ぶ必要があるだろう。

 

まず、19世紀において

アジア諸国独立運動

ほとんど失敗した。

なぜだろうか?

理由の1つは、しっかりとした

抵抗組織がなかったことだ。

各地でバラバラに反乱を起こしても

各個撃破されてしまうことだろう。

力を1つに束ねることが必要だ。

 

話をこたつに戻してみよう。

私1人が頑張ったとしても、

こたつから独立することはできない。

仲間を集め、組織化する必要がある。

というわけで、はてなブログ

マイお題「こたつからの独立」を作った。

お題「こたつからの独立」

これで第1段階は完了だ。

 

次に抵抗組織は各地でゲリラ戦を行った。

支配国が作った鉄道を破壊したり、

庁舎を爆破したりするなどである。

こうして植民地は支配国の力を

徐々に奪っていった。

 

話をこたつに戻してみよう。

こたつに対するゲリラ戦、

それはすなわち、

こたつの上にあるみかんを殲滅するとか、

こたつの強さを弱にするといった

破壊活動のことだ。

そうした地道な活動の

積み重ねの上に独立の栄光がある。

私は早速、みかんを全て食べ、

スイッチを弱に切り替えた。

これで第2段階は完了だ。

 

さぁ、次はいよいよ独立戦争だ。

みんな一斉に立ち上がり、

支配国を追い出そう!

私はこたつを叩き壊すため、

拳を高く振り上げた。

だが、そこで疑念が生じた。

果たして本当にこたつを

壊してしまっていいのだろうか?

暴力では何も解決できないのではないか?

私はそのまま立ち止まった。

そしてその時、

偉大なる魂 ガンジー

私に優しくささやいた。
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ガンジー「非暴力、不服従やで」

そうだ、非暴力である。

私は心を入れ替え、

非暴力路線でこたつからの

独立を目指したのだ。

 

が、その日、寒波が襲った。

こたつは暖かな光をちらつかせ、

甘言で人々を惑わせた。

ああ、人の意志とは、

なんともろいことだろう。

たちまち闘争の心は萎え、

独立運動は挫折し、

私は今、こたつで記事を書いている。