だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

めくるめく地下鉄テイスティングの世界

 

さて、東京には様々な地下鉄が存在する。

日々多くの人がこれらを利用し、

その感触を確かめている。

ところで、自分で言うのもなんだが、

私は地下鉄にはうるさい。

そして大の地下鉄通でもある。

何せ地下鉄で通学していた時期もあるからな。

通と言っても良いだろう。

そんな私はよく地下鉄ソムリエから、

地下鉄のテイスティングを求められたりもする。

今日は玄人である私がそれらを

レビューして行こうと思う。

何の役にも立たないので

是非参考にしてみてほしい。

 

東京メトロ丸ノ内線

長い年月をかけて熟成されており、

香りもよく、ここ10年で一番の出来。

 

都営地下鉄大江戸線

色合いがよく、芳醇な鉄鋼感が嬉しい。

その割に価格も低く、

地下鉄ボジョレー界の期待の星だ。

 

東京メトロ東西線

素材は良く、香りも良いものの、

途中で地上に出てしまうため、

鮮度が台無しだ。

せっかくの可能性を殺してしまっている。

地下鉄ボジョレー界の面汚し。

 

都営地下鉄三田線

繊細な振動と香りが売りの優等生。

軽やかでフルーティーな仕上がりになっている。

やや癖があり、人を選ぶ一品だ。

 

東京メトロ副都心線

さっぱりとした味わいと

新鮮さが売りの品種だ。

香りも良く、振動も申し分ないが、

まだ熟成が足りてない感がある。

今後の活躍に期待したい。

 

都営地下鉄新宿線

長い年月をかけて熟成された名品。

古くからの伝統を持つ東京都公認の老舗であり、

まだまだ可能性を感じさせる

素晴らしい一品だ。

 

東京メトロ有楽町線

ゴージャスでエレガントな

色合いを誇る贅沢な一品である。

香りも軽やかでフルーティーであり、

女性を中心として人気を集めている。

 

こんなところだろうか。

このように地下鉄には様々な種類があり、

上記の他にも多くの地下鉄が存在している。

だが、まだそれらを楽しむ者は少なく、

地下鉄ソムリエやテイスティングチャンスも

少ないというのが現状だ。

私はこれを残念に思う。

是非この記事をきっかけに、

みんなも地下鉄の繊細な香りと振動を

楽しんでみてほしい。