だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

雪だるまを学ぶということ

 


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東京は数年ぶりの大雪である。

今も外は雪が舞い散り、

帰宅難民が続出して阿鼻叫喚だ。

中には辛い現実を直視できず、

雪だるまを作り始める者もいる。 

 

ところで、大学で雪だるまについて

学ぼうとしている人は多い。

センター試験を受け、

この先の二次試験に向かって

必死で勉強するのも、

それが理由だろう。

だが、不思議なことに、

大学で雪だるまを学ぶということが

どういうことなのかを

理解している高校生は少ない。

そこで今日は、

大学のそれぞれの学部が

どのように雪だるま真実を

探求しているかについて

話そうと思う。

進路に迷っている高校生達は

是非参考にしてみて欲しい。

 

・文学部

雪の結晶の美しさを詩的に表現したり、

雪だるまを主人公とした小説、

いわゆる雪だるま文学を書くための学部。

独特の感性とセンスが求められる。

 

・経済学部

人々と雪だるまの経済関係について学ぶ学部。

国際化の進んだ昨今に対応するため、

グローバル雪だるまや、

多国籍スノーマンを扱う大学も増えている。

 

教育学部

雪だるまを作ることの喜び、価値、

そして素晴らしさを

子ども達に伝えていくための学部。

明日を担うスノーマン育成のために

重要な役割を負っている。

 

・神学部

この世界や雪だるまを

創造した神について考える学部。

異端雪だるまを火あぶりにして

溶かしたりすることもある。

 

・薬学部

調子の悪くなった雪だるまを

元気にする薬を開発する。

薬という字は、

草かんむりに楽しいと書く。

その意味をよく考えて欲しい。

 

・医学部

負傷した雪だるまや、

心に傷を負った雪だるまの

癒し方を学ぶ学部。

これまで多くの雪だるまの命を救ってきた。

とても崇高な学部である。

 

政治学

雪だるまを作るために

どうやって人を動かすか、

どのように権力を行使するかを

考える学科。

 

・数学科

雪だるまの曲線美を数式で表したり、

雪だるまの質量や体積を求めたりする。

就活の際は苦労すると言われている。

 

・哲学科

雪だるまがなぜ存在するのか。

そもそも雪だるまとは何なのか。

そうした問いを探求する学部。

精神に変調をきたす学生も多く、

雪だるまと同化したり、

雪だるまを破壊するものも現れる。

入学の際は覚悟して欲しい。

 

・卒論

どの学部であれ、卒業の際には

自分の理想の雪だるまを

作らなければならない。

論理的な穴や矛盾は許されず、

多くの教授達から雪玉を投げられる。

それに耐えなければならない。

もし崩壊してしまうようなら、

留年が待っている。

そうすればもう一度

雪を集めることから

始めなければならない。

 

こんなところだろうか。

この他にもサークルやゼミでは

多くの雪だるまとの出会いがある。

そして今この瞬間もキャンパス内では

多くの雪だるまが君を待っている。

大変だとは思うが、辛い受験を乗り越え、

是非大学に合格して欲しい。

そして立派なスノーマンになって欲しい。

成功を祈っている。