廃墟には不思議な魅力がある。
住宅だったころの痕跡。
そこはかとなく漂う哀愁。
そしてちょっとした不気味さ。
それらが醸し出す美しさには、
人を魅了する何かがある。
廃墟を専門にしている
はてなブログもあり、
こちらを読めば魅力が伝わるかもしれない。
ヒヤパ (id:hiyapa)さんの廃墟ブログは
本当に至高なので、
廃墟に興味がない方も
是非一度見て欲しい。
さて、私の趣味の1つは廃墟鑑賞だ。
実際に出向くことはほとんど無いが、
こうしたブログや写真集をよく見る。
しかし、実は廃墟鑑賞に似た趣味を
もう1つ持っている。
それは廃人鑑賞だ。
廃人鑑賞には不思議な魅力がある。
人間だったころの痕跡。
とめどない哀愁。
そして圧倒的スケールで迫り来る不気味さ。
そこに美しさはかけらもないが、
興味深い何かはある。
先日、趣味の一環で、
私は私の友人であり、廃人でもあるH氏に
インタビューを試みた。
今日は皆に廃人の魅力を紹介したい。
私 「プリキュア廃人である君に聞きたい。
プリキュアの何が君を廃人にしたのだろうか?」
H 「オシマイダー!」
私 「インタビューはこれでおしまいです」
H 「違う、オシマイダーという敵がいるんだよ。
この敵がイイ・・・」
私 「ほほう、どんなところが?」
H 「ストーリーが良い。
ブラック企業が人の心を奪った。
こんな姿に納品されてしまった」
私 「ああ・・・」
H 「でもプリキュアがね、
すべてを解決してくれるんだ。
プリキュアに浄化されたオシマイダーは、
もう辞めさせてください
という一言が言える。
俺もプリキュアに勇気をもらいたくて
プリキュアグッズを買った。
プリキュアが家で俺を待っている」
私 「アッアッ・・・」
H 「だが、プリキュアの力を借りても、
社畜の俺は、
辞めさせてください
の一言が言えない。
オシマイダーはおしまいではなかった。
だが、俺はもうおしまいだ」
私 「オシマイダー!」