だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

エイプリルフールの歴史

今日はエイプリルフールだ。

皆さんは嘘をついただろうか?

それともつかれただろうか?

エイプリルフールというのは厄介だ。

私はいつもブログでは

本当のことしか書いていないので、

いきなり嘘をつけと言われても、

困ってしまう。

残念ながら正直者の私には

嘘をつく才能がないので、

今日は他人がついた嘘の歴史を並べ立てよう。

その中には面白い嘘もあるし、

冗談では済まなかったものもある。

それらを紹介していこうと思う。


さて、エイプリルフールというと、

有名なのは海外の新聞だ。

例えば、1950年にアメリカの新聞は

こんな記事を出した。

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「空飛ぶバス発明!」

今見れば雑コラ以外の何物でもない。

だが、当時は今と違って、

画像加工が極めて困難だった時代だ。

こういうものを作るのは、

さぞかし大変だったことだろう。

海外のメディアがいかにジョークに

心血を注いでいるかがわかる。



だが、時としてやり過ぎなこともある。

例えば1960年代初頭に、

ブルームバーグ社がこんな記事を出した。

「株価暴落!世界恐慌の再来か?!」

そして、そこに書いてあった株価を見て、

何人もの投資家や証券マンが

自殺未遂をする騒ぎになった。



また、冷戦期には、

ウォールストリートジャーナルが、

ソ連原子力潜水艦、核ミサイルを発射準備」

などという記事を書いた。

これは危うく核戦争になるところだった。

ここまでは有名な話なので、

知っている方も多いだろう。



だが、意外と知られていない話がある。

それはスティーヴ・ジョブズ

iPodにまつわるエピソードだ。

彼はとにかく好奇心旺盛な青年で、

学生時代から様々な物を作っていた。

そして、あるエイプリルフールの日に、

彼はウォルマートで買ってきた

段ボールとビニールテープで、

コンパクトなガジェットを偽装したのだ。

それを友人に見せ、

「これで音楽が聞けるんだ」

と言うと、みんなは驚いた。

だが、ネタばらしをすると、

友人はこう言った。

「HAHAHA!だよな!

こんなもの作れるはずがない」

しかし、ジョブズはこの言葉にマジギレし、

どう考えても自業自得なのに

友人を殴り飛ばし、

ガレージにこもりきりになった。

そして不眠不休で作業を続けたのだ。

こうして出来たのがiPodである。

我々が今使っているiPodiPhoneは、

エイプリルフール抜きには考えられないのだ。



いかがだっただろうか?

他にもエイプリルフールのエピソードは、

山ほど転がっている。

みんなも是非調べてみてほしい。

そして繰り返すようだが、

今日はエイプリルフールだ。