だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

ぼくのかんがえたさいきょうのジブリパーク

昨日、ジブリパークができる

というニュースが流れてきた。

皆さんもご存知のことだろう。

私もジブリファン(ジブリール)として、

とても嬉しい。

そこで今日は、

どんなジブリパークになったらいいか、

考えてみようと思う。


さて、最初の難関は、建設工事だ。

これは難航が予想される。

土地の買収が進まなかったり、

たぬき達の反抗に遭い、

工事はなかなか進まない。

だが、太古の昔から目覚めた巨神兵

すべてをなぎ払い、

問題は一気に解決する。

これでパークは完成だ。


ジブリパークへ入場する際は、

まず受付で名前を書かされる。

だが、書き終える前に

「贅沢な名だねぇ。今からおまえの名前は千だ」

と言われ、

千にされてしまう。

千として入場しよう。


ちなみに入場料が足りなかった時は、

「ここで働かせてください!」

と頼み込むといいと思う。

そうすればスタッフとして採用されるはずだ。


ジブリパークに入ると、

いきなりスタッフに

「コンクリートロードはやめた方がいいぜ」

と言ったり、言われたりする。

このように、2人の出会いは最悪だった。

と同時に淡い恋の予感を感じさせた。

しかし、2人の人生は

その後交わることなく、

舞台はナウシカの谷ゾーンに突入する。


こちらはとても危険なゾーンだ。

腐海エリアも中にあり、

近づけば結核になってしまう。


でも、安心して欲しい。 

休憩エリアは、高原のサナトリウムだ。

そこでゆっくりと二郎の作ったゼロ戦が、

紅の豚に撃墜されたりするのを眺めながら、

儚い生を全うすることができる。


絶叫マシーンは、

トルメキアの輸送機はどうだろう。

これに乗って腐海エリア上空を空中散歩だ。

空ではヘビケラや大王ヤンマ、

ラピュタの防衛ロボットが

襲ってくる。

スリル満点のアトラクションだ。

これに乗った者は、半数は帰ってこない。


あとはトトロと一緒に絶叫したりもできる。

様々な絶叫が楽しめることだろう。


園内は、ネコバスで回ることができる。

しかし、運が悪いと

そのままタタリガミと化し、 

アシタカに始末されてしまう。

そうなったらあきらめるしかない。


パークにはもちろん、

お化け屋敷コーナーもある。

カンタと一緒にサツキの家を指差し、

「やーい! お前んち! お化けやーしきー!」

と叫ぼう。 


レストランは非常に充実している。

作中に登場した様々なジブリ飯が

食べられるからだ。

だが、注意して欲しい。

食べすぎると豚になってしまい、

異世界に閉じこめられてしまうだろう。


このようにジブリパークは

魅力的なアトラクションでいっぱいだ。

もちろんそれらには長蛇の列ができ、

中には3時間待ちもある。

そしてしびれを切らした

モンスタークレーマームスカは、

「3分間だけ待ってやる」

とスタッフを脅し始める。

だが、スタッフの

バルス

というつぶやきと共に

目を破壊されることになるだろう。


だが、ここはジブリパーク。

愛と希望に溢れる楽園だ。

そんなモンスタークレーマーにも

救いの手が差し伸べられる。

どこからともなく大量のオウム達が現れ、

なんとムスカの傷を癒し始めたのだ。

オウムの触手に包まれ、黄金に輝くムスカ

それを見ながら、みんなで陽気に

カントリーロードを歌う。

ジブリエレクトリカルパレードである。

これがジブリパークだ。