だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

日記 地下鉄に乗るの巻

今日は以前同様、普通の日記だ。

何気ない日常を

ありのままに書こうと思う。


さて、今日私は地下鉄に乗ってきた。

地下鉄とは、地下に走る鉄道のこと。

そして地下とは、アンダーグラウンドの世界のことだ。

地下はさすが地下というだけあって、

地上では扱えないようなものばかり

転がっている。

そして鉄道のほとんどは、

地下闘技場や、闇カジノへと向かう。 

とても恐ろしい列車である。

私は心して乗り込んだ。


駅は深く、あたりは薄暗い。

時々どこかから叫び声が響いてくる。

見れば乗客もみな、

怪しげな身なりだ。

そして何らかの武器で武装している。

私も一応そこらへんに落ちていた

鉄パイプを持って乗った。


今日乗ったのは都営大江戸線

都営というのだから、

東京都が運営している。

要するにお上が黙認している

グレーゾーンということだ。

法律に違反するかしないかの

ギリギリの世界が広がっている。

見れば列車を待つ人も

白線ギリギリだ。

私も時間ギリギリに乗るこむことになった。

本当に恐ろしい列車だ。


駅も悪名高いところが多い。

六本木とかいうダークオーガニックシティや、

両国とかいう闇賭博闘技場の町へと

通じている。

終点は光が丘という駅だが、

そこに光は無いのだろう。


そういうわけで

地下鉄に乗っている時間は、

いっときも心が安まることはなかった。

しかも恐ろしいことに、

出る頃には乗客は半分に減っていた。

恐らくもう二度と戻ってくることはないだろう。

私も心を入れ替え、

こんな闇社会とは関わらずに

生きていこうと心に誓った。


次回 地下鉄で上野動物園へ行くの巻(予定)