昨日、東京レプタイルズワールドへ行った。
これは爬虫類をはじめとして、
様々な種類の生物が売られているイベントだ。
以前行った時も記事にしたと思う。
入場者は老若男女区別無く、
幅広い種類の人達で溢れている。
爬虫類も相当メジャーな存在に
なりつつあるようだ。
さて、そんな今だからこそ、
読者の中にも爬虫類を飼ってみたい、
と思う人もいるのではないか?
だが、何から始めればいいかわからない。
そんな方もいると思う。
そこで今日はメジャーな爬虫類と
その飼育法を紹介しよう。
最初のお友達はニーズヘッグ。
北欧神話でよく見かけるこの蛇は、
比較的飼いやすい爬虫類だ。
まず、捕獲が容易である。
かじる習性がある。
なので、その近辺を見張っていれば、
容易に捕まえられるだろう。
飼育も簡単。
餌は先ほどの通り、ユグドラシルの根だ。
捕まえる時に一緒に採ってくればいい。
ニーズヘッグは、とても人懐っこく、
ラグナロクの際は、上に乗って
空を飛ぶことも可能だ。
爬虫類初心者には、
是非おすすめしたい一種である。
続いてのお友達は鵺(ぬえ)だ。
鵺とは、猿の顔、狸の胴体、
虎の足、蛇の尾を持った生き物だ。
尾が蛇なのだから、
まぁ、爬虫類と言っていいだろう。
純国産の日本を代表する爬虫類の一種だ。
ただ、飼育はやや難しい。
その理由は、鵺の鳴き声は、
鳥のそれだからである。
早朝から鳴き出し、かなりうるさい。
放置すれば近隣住民とのトラブルは
避けられないだろう。
防音対策が不可欠だ。
さて、爬虫類と言えば、
やっぱりアレだろう。
みんな大好きエンシェントドラゴンだ。
爬虫類の王である。
これは大人気であるが、
飼育の難易度は高い。
鋭い爪と牙を持ち、
燃えさかる火炎を吐き、
飼い主の家を傷めてしまう。
これでは敷金が返ってこない。
それに手懐けるのも難しい。
手懐けたとしても逆鱗に触れれば、
一瞬で消し炭だ。
なので卵の頃から飼育するのが
一般的と言える。
だが、餌は肉ならなんでも良い。
そこらへんで野牛を狩ってきたり、
嫌いなおともだちを
食べさせるのも良いだろう。
餌に困ることはないはずだ。
そんなドラゴンだが、
昨今は勇者による乱獲が
問題になっている。
その結果、個体数は激減し、
絶滅が危惧されるほどだ。
そのため国や地域によっては、
捕獲や飼育が禁止されていることもある。
飼う時は、法や、ワシントン条約を
よく読んでから飼育して欲しい。