今日は腕時計の話が、
話題に上がった。
ソーラーだとか、
電波を受信するとか、
ロストテクノロジーとか、
まぁ色々あるらしい。
よくわからないので
私は聞き流していた。
しかし、ある時計を見て、
衝撃を受けた。
それがオレンジモンスターだ。
この時計じかけのオレンジは、
あらゆる物を噛み砕く怪物だ。
まず、特筆すべきことは、
200メートルもの水深に
耐えられることだろう。
これは嬉しい。
人は何かむしゃくしゃした時、
つい腕時計を多摩川に投げ込んでしまうものだ。
だが、ふと我に返り、
腕時計を取りに行ってみると、
時を刻むことを止めた時計と直面する。
そして自責の念に駆られる。
だが、オレンジモンスターにかかれば、
そんな問題ともおさらばよ。
利根川だろうが、鴨川だろうが、
投げ込み放題である。
現代ストレス社会に応える
最強の時計だ。
オレンジ色の部分は、
もちろん果汁100パーセント。
SEIKO完全自社栽培のオレンジが、
現代人に不足しがちな
ビタミンを供給する。
もちろん無農薬だ。
ベルトはとても頑丈だ。
モンスターを飼い慣らすには、
強いベルトが必須である。
時計盤の内側には、
白いギザギザが見えるだろう。
これは歯だ。
コワイ。
真ん中にはSUN15という文字が
表示されている。
これは、何だろう・・・。
ダイイングメッセージだろうか。
ここまで書いていて気づいた。
やはり私は時計に興味がない。
オレンジモンスターは飼い慣らせない。
オレンジジュースの方がいい。
