昨日は加湿器の事なんて書いてしまったから、このブログは湿ってしまった。
一刻も早く乾かさねばならない。
というわけで除湿機の話だ。
つい先日買った加湿器とは違って、私と除湿機の付き合いは長い。
毎年、夏のじめじめとした暑さには、除湿機の力は欠かせない。
除湿機から吹き出される乾いた風は、部屋の湿度を下げてくれる。
そして、部屋は快適な環境に保たれる。
だが、私の乾いた心は乾ききったままだ。
いや、その話はいい。
除湿機の話だ。
除湿機とは良好な関係を築いていた私だが、去年の夏頃から異変が訪れた。
除湿機から異音が発生するようになったのだ。
部屋で気楽に休んでいると、突然ガリガリと音を立てたりし始める。
こうした機械の反乱に対して、人類はどのように立ち向かうべきか?
もちろん暴力だ。
私は怒りの鉄槌を除湿機に振り下ろした。
すると除湿機は大人しくなった。
これで万事、解決である。
暴力は全てを解決してくれる。
だがしかし、しばらくするとまた異音を立て始めた。
そこで私はまた怒りの鉄槌を振り下ろした。
大人しくなった。
だが、また異音を立てる。
振り下ろす。
大人しくなる。
だが、また・・・
こうして、除湿機に対して殴る蹴るなどの暴行を働くモンスターが生まれたのだ。
はたから見たら暑さで正気を失ったとしか思えない蛮行だ。
しばらくしたら、私はまた除湿機に暴虐の限りを尽くすだろう。
狂乱の夏が今年も訪れるのだ。