始めました。どうぞよろしく。
— ぶっだ (@buddha0123) 2017年3月26日
帰宅学は、近年最も研究が進んでいる分野の一つだ。
日々帰宅に対する様々な思想が生まれ、異なった考えの学派を火刑にかけるなど、活発な議論がなされている。
また、帰宅は健康に良いなどの研究結果も報告されており、小学校での必修化も噂されている。
そこで今日は帰宅学について大まかな概要を紹介していきたい。
さて、帰宅と一言で言っても、色んな切り口がありえよう。
例えば、帰宅が始まるのはどの時点か、という議論がある。
通説的な見解だと、勤めている会社ないし通っている学校を出た時から始まる、とされている。
だが一方で、人は生まれた瞬間から死に近づいているように、
家から出た瞬間からすでに帰宅を開始しているという説もある。
私はこちらの方の学説を主張する。
そして学会を追放された。
他にも帰宅についての向き合い方は様々だ。
帰宅の実体はどこにあるかとか、帰宅が人体に及ぼす影響、帰宅権利闘争、
帰宅格差問題、帰宅神学論争など、その活動は多岐にわたる。
だが、深入りすると人生を棒に振ることになるだろう。
そこで今回は、帰宅に対する主要な理論を紹介して終わりにしたい。
一緒に帰宅することで心が通じ合い、人々の輪が広がる
(帰宅コミュニケーション学派)
帰宅は人間を自由にする
(帰宅リベラリズム)
家に帰るのは寂しいなぁ
(帰宅感傷主義)
帰宅は神によって与えられた当然の権利
(帰宅神授説)
帰宅させない奴はあの世に帰宅させる
(帰宅原理主義過激派)
帰る家がない
(帰宅虚無主義)