今日は知人から「お前の文章は村上春樹みたいでアレ」と言われた。
やれやれ。僕はため息をつきながら思った。
そうかもしれないし、あるいはそうじゃないかもしれない。
くっきりわけられるものじゃない。
いいかい、ひどいひどい砂嵐を想像するんだ。
ほかのことはぜんぶすっかり忘れてしまうようなね。
その砂嵐の中ではすべてのことを忘れてしまう。
自分が何者なのかも忘れてしまう。
世界というのは僕らが好むと好まざるとに関わらず、
そうやってできているんだ、基本的にはね。
まぁ僕はそんなことには何の興味もないし、
言う権利もないけれど。
そんなことを考えながら僕はカフェでスモークサーモンとレタスのサンドイッチを(以下略)