だいたい日刊 覇権村

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ダンケルクを見てきた

今日は映画 ダンケルクを見てきた。
これからもうワンダンケルクしてこようと思うので、
今日は手短に済ませよう。

 

ダンケルクは二次大戦中の

ヨーロッパ戦線を描いた作品で、
破竹の進撃を続けるドイツ軍から
逃れるため、フランスからイギリスへと
船で逃走を図るものだ。
普通、戦争映画というと、
悪いドイツをやっつけろ!
ヒィーハァー!(ドガンバゴン)
みたいなのばかりだと思う。
しかし、このダンケルクは、
連合国側がひたすらドイツ軍に
ボッコボコにされ続けるという
とても珍しい映画だ。

 

ちなみに映画は、IMAXというもので見た。
IMAXとは、特殊な音響や照明、
演出効果などを使い、
極限までリアルさを追求した
特殊な映画館のことだ。
これがなかなかすごかった。

 

冒頭、主人公は砂浜にいる。
そして脱出用の船の到着を待ち続ける。
だが、ドイツも黙ってみてはいない。
空から戦闘機が急降下し、
機関銃を掃射する。
辺りは閃光と轟音が鳴り響き、
一列目の観客は一瞬で血煙と化した。
さすがはIMAX
なんてリアルなんだ・・・。
私は3列目にいたので何とか助かった。

 

さて、我々は命からがら船へと乗り込んだ。
これでやっとひと安心・・・
とは、当然いかない。
海中からはドイツの潜水艦 ユーボートが
魚雷を発射し、船に直撃。
船は勢いよく傾き始める。
その瞬間、映画館内には海水がなだれ込み、
観客は大混乱に陥った。
被害範囲は2列目から5列目まで及び、
私の席にも濁流が押し寄せる。
さすがはIMAX
なんてリアルなんだ・・・。

 

ちなみに、この時一緒に来ていた
友人とははぐれてしまった。
以来、友人の行方はわからない。

 

さて、話を戻そう。
2列目から5列目の観客は
当然ながら出口へと殺到する。
だが、パニックに陥った群衆には、
出口は狭すぎた。
観客達は我先にと争い始める。
「この若者が!年寄りに席を譲れ!」
「お前こそ未来の若者に道をあけろ!
このくたばり損ないが!」
館内はこんな暖かいヒューマンドラマが
展開された。
こんなプレシャスな体験ができるのは
IMAXならではだ。
私はIMAXの演出の虜となった。

 

そんなわけで、何とか船からの
脱出に成功した。
だが、まだ話は始まったばかりだったのだ・・・。
ここから先は是非映画館へ。
血煙になりたい方は1列目、
水没したい方は2列目から5列目へどうぞ。