先日は友人のT氏と遭遇してきた。
そして件の映画 ダンケルクを見てきた。
今日はその日のことを書こうと思う。
友人とは久しぶりに会ったので、
我々は再会を喜んだ。
T 「やぁ、ぶっだ、久しぶり!
そのド派手なアロハシャツはなんだ?」
私 「私の性格の暗さが際立つだろう?
大事なのはコントラスト、ギャップなんだ」
T 「盛大に失敗してるな」
私 「ああ、私も今、後悔している」
そんなことを話しながら、
我々は映画館へ向かった。
映画館では、友人がバケツみたいな
容器に入ったポップコーンを買っていた。
映画館の代名詞だ。
私 「やはりポップコーンは良いな。
葬式で火葬する時も棺に
ポップコーンを入れればいいのに。
そうすれば葬式の暗い空気を取り払える。
ポンポン!ポーン!」
T 「じゃあぶっだの葬式の時には入れてあげるね」
私 「すごく嫌だ」
そうこうしている内に、
映画の予告編が始まった。
友人は知っている映画があったらしく、
とても興奮していた。
T 「あ、トゥームレイダーだ!
これの原作がすごくてね」
友人はトゥームレイダーの
豆知識を色々聞かせてくれた。
そして映画のタイトルが映し出された。
私 「スターウォーズって書いてあるんだが・・・」
T 「まぁ、そういうこともあるよね」
そういうこともあった。
さて、ダンケルクがどんな映画かについては
昨日詳細に書いた。
こちらを参考にしてほしい。
我々はこの映画から、
人生から逃げることの大切さ、
現実と戦うのではなく、
ひたすら逃走することの
かけがえのなさを学んだ。
しかし、ダンケルクの重い空気は
まだ我々につきまとっているような気がした。
そんな空気を変えるべく、
友人はこんな話をしてくれた。
T 「ところでぶっだ、
暗い気持ちを打ち消すような
明るいニュースがあるよ!」
私 「ワォ!一体どんなニュースだい?」
T 「恋人に振られた」
私 「オゥー・・・」
T 「どうやら俺の悪いところは2つ。
内面と外見らしい」
私 「こんなにも非人道的な言葉は聞いたことがない。
ダンケルクもここまでではなかった・・・」
私はダンケルクを超える悲劇を目撃し、
人生の苦しさを噛みしめた。
ちなみに、この日は2人とも
参加しなければならない行事があった。
だが、「あ、ちょっと無理だな」
と感じたので、ダンケルクに見習って
急いで撤退することにした。
ダンケルクは我々に生き残る道を示してくれた。
多分、あれを見ていなかったら、
今ここでブログを書くこともできなかっただろう。
ダンケルク、本当に素晴らしい映画だった。