先日、友人から登山に誘われた。
連休中はその友人と高尾山へ行ってきたので、
今日はその登山記を書こうと思う。
当日は幸運にも快晴。
絶好の登山日和だ。
我々は電車で高尾山口駅まで行き、
そこから頂上を目指した。
山の途中まではリフトが出ていた。
リフトはこんな感じだ。
スキー場でよく見るあれである。
ブランコのようなリフトに乗り、
我々は上へと運ばれていった。
下を見るとそれなりに高さの
場所もいくつかある。
私 「あっ、今落ちたら死ぬ」
友 「あっ、ここで落ちても死ぬ」
私 「あっ、ここも死ぬ」
我々はずっと死ぬ死ぬ言いながら運ばれた。
前後の乗客はすごく嫌だったと思う。
そんなこんなでリフト終着点へたどり着いた。
あたりを見渡すと様々な施設が目に入る。
友 「絶景 展望台だって」
私 「略して絶望だな」
友 「ああ、ここには希望がない」
希望のない場所には用はなかった。
お次はこんなスペースだ。
友 「バーベキューマウント、一体何だろうな」
私 「バーベキューでマウントするんじゃないかな」
友 「どんな風に?」
私 「いやー、やっぱバーベキューは
高い肉じゃないとなー。
こういうとこで100グラム1000円以下の肉を
焼くとかマジないわー。
とか言いながら隣の人をちらちら見たりする」
友 「最高にまずそうだな」
私 「去ろう」
ここにも希望は見あたらなかった。
こんな絶望の場所で時間を
潰している場合ではない。
さぁ、頂上を目指そう!
私 「それじゃあ気を取り直して登山だ!」
友 「出発!」
数分後
友 「飽きた。帰ろ」
私 「帰るか。ここには希望がない」
我々は帰った。