だいたい日刊 覇権村

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外国人に干支を紹介する方法

 

グローバル化が進んだ現在、

我々が外国人と接する機会は増えている。

その際、重要なのは、

外国人に対して日本文化を説明することだ。

そして、そのためには

まず我々が日本文化を

理解している必要があるだろう。

その上でそれを英語で

伝えられれば言うことはない。

今日は日本文化を英語で

紹介する方法を考えてみよう。

 

さて、日本文化と言っても、

たくさんありすぎて難しい。

私がいつも話すのは、

土偶か、竪穴式住居か、縄文土器なのだが、

まぁそれはおいておこう。

こういう時は一番

手近なところから始めるのが良い。

そして手近なところといえば、

もうすぐお正月。

お正月と言えば年賀状。

中でも年賀状に描かれる干支は、

外国人が知らないことだと思う。

試しにこれを紹介する方法を

考えてみようではないか。

 

ところで、皆さんは干支が何なのかを

理解しているだろうか?

知らない人はいないだろう。

だが、詳細を尋ねられると厳しいところだ。

実際、私も厳しい。

私のおぼろげな理解では、

干支は猟友会と関係があったはずだ。

昔の猟友会は民度が低く、

そこら中の動物を狩りまくっていた。

そしてその撃墜リストが干支だ。

でも、猫だけはかわいかったので

狩ることができず、

だから干支には猫がいない。

確かそんな話だったはずだ。

 

だが、調べてみると全然違った。

起源はどうやら古代中国らしい。

初めは天文学的に12個の文字が重要だった。

だが、それをそのまま

民衆に教えるのは難しい。

なのでそれぞれの文字に動物を

割り振ったそうだ。

つまり干支の動物は後付けらしい。

そしてあの有名なエピソード、

元旦に動物が来た順番で

神様が干支を決めたという話は、

その後に生まれた

民話のようなものなのである。

 

さて、それではなぜ動物は

この順番で来たのか。

そしてそれぞれが意味することは何なのか。

そこを押さえたいところ。

だが、我々がそれを知る必要はない。

外国人にこれらを紹介する時は、

次の英語のフレーズを

知ってさえいれば十分だからだ。

「Do you know Google? 」