普段、日常生活を送っていると、
「人間力を上げた方が良い」
という言葉を時々見かける。
多分、上げた方が良いのだろう。
だが、どうやって?
そもそも人間力って何ですか?
今日はそれらについて考えてみよう。
さて、それでは人間力である。
これは文字を素直に受け取れば、
人間の力の総合値を指すと思われる。
そしてそれを考える上で、
必然的に
「人間とは何か?」
を定義しなければならなくなる。
では、人間とは何か?
これを解くヒントは
人と動物との違いにある。
人間にできて、動物にできないこと。
それは二足歩行して、道具を使うことだ。
この2つが人間力に関係する。
順番に見ていこう。
まずは二足歩行である。
二足歩行、してますか?
これについては、
もうみんな大丈夫だと思う。(大丈夫だよね?)
なのでここに人間力を
上げる余地はない。
では問題は道具の方だ。
道具と人間力は
どう関係しているのだろう?
これはたとえば普段の生活を考えてみて欲しい。
あなたの周りに必ず1人は
嫌いな人がいると思う。
そしてあなたとその人は当然
喧嘩になることだろう。
では、どうやって喧嘩するか?
もしかして素手で殴り合おうなんて
思ってはいないだろうか?
なんて野蛮な。
そんなのは動物と一緒だ。
人間なのだから道具を使わなければ。
そういうわけで棍棒なんかを使ってみよう。
これでちょっと人間的になった。
だが、それでは足りない。
もうちょっと人間力を上げたい。
そんな時は釘バットなんかどうだろうか。
釘バットはすごい道具である。
なにせバットにいちいち釘を
打ち込んでいかねばならないからだ。
明らかに棍棒より上の道具である。
つまり人間力とは、
使う道具の複雑さで計れるということだ。
チェーンソーなんかを取り出せば、
きっと人間力が溢れ出すだろう。
いかがだったろうか?
みなさんも是非、人と争う時は、
洗練された道具を手にとってみて欲しい。
そうすれば人間力が
上がるのではないだろうか?
違うような気がしてきた。