だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

集中力が切れた時にするたった1つのこと

 

集中力を要する作業は多い。

今これを読んでいる皆さんも、

定期テストの勉強や、

会議の資料作成を

頑張っているかもしれない。

だが、集中力というのは、

なかなか持続しないものだ。

そして一度切れてしまうと、

立て直すのが大変である。

そこで今日は、集中力が切れたときに

おすすめのことを紹介しよう。


集中力が切れた時になすべきこと。

それはズバリ、掃除である。

身の回りを綺麗にすることで、

頭の中もクリアにできるのだ。


では、何から始めるべきか?

まずは机の上の物を片づけよう。

机を見渡せば、そこには

積み上げられた書類、

ボールペン、ガイガーカウンター

ワンカップ焼酎なんかがあるかもしれない。

そんなものを机の上に置いて

一体何をするつもりだ?

全てしまってしまおう。


それらの撤去先となるのは押入だ。

だが、押入の中にはその家の矛盾が

全て詰め込まれている。

この際だから押入の中も掃除してしまおう。


押入の中には、引っ越した時から

手つかずのダンボールの山があったりする。

それの中身を確認していこう。

すると中から小学校の

卒業アルバムが出てきた。

それをめくっていると、

幸せな記憶が蘇ってくる。

ああ、あの頃は楽しかったなぁ。

そして疑うことを知らない

純粋な心を持っていた。

それなのにどうしてこんな

汚れた大人になってしまったのだろう。

そんな風に一通り後悔したところで

作業に戻ろう。


押入の掃除が一段落すると、

今度はおなかが空いてきた。

そこでキッチンで何かを

作り始めようとするはずだ。

だが、そこで我々は、

バイオハザード化したシンクに直面する。

台所の闇から生まれた魑魅魍魎が

あなたを襲う。

だが、幸い隣にはコンロがある。

そしてそのガスをうまく使い、

火炎放射で全てを焼き払おう。

これでキッチンの掃除も完了だ。


無事食事を終え、一段落すると、 

段々眠くなってきた。

そこでゴロンと横になる。

すると、目の前の床が

少し汚れていることに気づく。

これは気になる。 

だが、ここでそれを

見なかったことにしてはいけない。

そんなことをしたら、

この先もずっと現実から目をそらして、

空虚な人生を歩むことになるだろう。

現実を直視し、

徹底的に掃除しよう。 

埃を払い、水拭きし、

ワックスをかけ、

床をピカピカにするんだ。


そうこうしている内に、

気づけば夜は明け、

太陽の光が射し込んでくる。

しまった!掃除以外何もやってねぇ!

そんな風にショックを受けるかもしれない。

だが、そんなことは

どうだっていいじゃないか。

だってこんなにも朝日と部屋は

きれいなのだから。

そんな感傷に浸りながら、

そのままぐっすりと眠ろう。

そうすれば、どうなっても知らない。