だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

友人の引っ越しを手伝った話

友人のT氏が引っ越し先を悩んでいた。

私は引っ越しには自信がある。  

なので日曜にT氏宅まで赴いて、

相談に乗ることにした。


私 「何でも聞いてくれ」

T 「そうだな、物件選びで

大事なことは何だろう?」

私 「3LDK」

T 「あー、呼ぶ人まちがえたわ。

不動産に詳しいO氏を呼ぼう」


しばらくしてO氏が召喚された。

O氏は様々な観点から

的確な助言を行った。

私も神妙な顔をしながら、

トッポを食べるなどして、

手助けをした。

その甲斐もあって、

なんとか物件は決まった。


T 「みんなお疲れさま!

お礼にピザをおごろう。

さぁ、好きなのを選んでくれ」

O 「チーズピザ!」

私 「4種類のミートピザ!」

T 「チーズピザとシュプリームピザだね!」

私 「えっ」

T 「じゃあ注文するねー」

私 「えっ」

無視される民の声。

権力を振りかざす政府。

私は民主主義の限界を感じた。

ピザはとてもおいしかった。