だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

大掃除をさらに手伝った話

先日、T氏、改めツトム氏(自称)の
大掃除を手伝った話を書いた。
今回も掃除を手伝った話を書く。

前回があまり進まなかったので、
今回は一気に掃除を進めることにした。
だが、昔のおもちゃが出てきて、
友人の手は止まった。
ツトム 「あー、子ども時代を思い出す。
懐かしいなー」
私「あーはいはい(掃除を続ける)」

しばらく掃除をしていると、
今度はアルバムを発見した。
ツ 「おー、これは中学生の頃か。
懐かしい・・・なぁ、ぶっだ」
私「そうだねー(同じ中学じゃないだろ・・・)」

そんなこんなであまり進まなかったが、
途中で休憩を取ることにした。
ツ 「あ~、ウーロン茶おいしい~。
俺はウーロン茶を飲むために
生まれてきたんだよ」
私 「そう、人生の目標が
叶ってよかったね。
とても嬉しいよ」

人生の目標を叶えた後の友人は違った。
先ほどとは見違えるように、
すごい勢いで掃除を始めた。
ツ「金はねぇーのか?
金だよ、金、へっへっへっ」
私 「羅生門みたいだな・・・。
凄まじい下人感だ」

こうして掃除は途中から
略奪の様相を呈してきた。
だが、その甲斐あって、
今回はだいぶ進んだと思う。
友人は様々な思い出が
フラッシュバックして、
疲弊しきっていた。
ツ 「疲れた・・・。
消え入りそう。
もう消えそう。
消える」
そう言うと友人は光の粒子となって
消えていった。