だいたい日刊 覇権村

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本八幡旅行記

今日は所用で本八幡(もとやわた)に訪れた。

本八幡とは、東京の有名な

観光スポットのことだ。

いや、千葉か。

まぁ、細かいことは、

どうでもいいだろう。

 

本八幡駅へ着いたら、

まずは都営新宿線という穴ぐらから

這い出すところから始まる。

都営地下鉄は、基本的にどこも

地獄の底のように深い。

生前、蜘蛛を助けたことがある人は、

地上から蜘蛛の糸が垂らされ、

それを上ることができる。

助けたのが、糸をほとんど出さない

ハエトリグモだったら、

背中に乗ってぴょんぴょん行ける。

蜘蛛に限らず、乗りたい生き物を、

あらかじめ助けておくといいだろう。

 

地上に出ると、

Shapo(シャポゥ)

という巨大な施設がある。

これは現地の言葉で、

「黄金の都」

という意味だ。

中は大きなバザールが広がり、

様々な物が売り買いされている。

貨幣経済が浸透していることが、

よくわかった。

 

これを北口から出ると、

途中こんな凶悪な生き物に出会うはずだ。
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右手には凶器を持ち、

左手は小刻みに震えている。

グリズリーより危険なので、

決して近づいてはいけない。

 

さて、危険な猛獣をやり過ごすと、

今度はバス発着場が現れる。

バスとは、様々な金属や、

照明で彩られた

現地の神聖な乗り物のことだ。

本八幡でしか見られない。

乗っておいて損はないだろう。

もちろん私も乗った。

そして窓から見える景色を

思う存分楽しんだ。

 

この乗り物は非常に便利であり、

気が向いたらどこでも途中で

降りることができる。

要するにラクダと一緒だ。

降りる際は運転手が、

「アーザッザシッター」

と声をかけてくる。

これは、現地の言葉で

ごきげんよう、旅人よ」

という意味だ。

この挨拶をされたら、我々も

「アーザッザシッター」

と元気よく返そう。

それがこの地のしきたりだ。

乗り物から降りると、

そこには未知の領域が広がっている。

ここから先は是非自分の足で

確かめてみてほしい。