だいたい日刊 覇権村

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the Hunter - Call of the Wild - レビュー2 ~獲物を待つということ

昨日は狩猟ゲーム

「the Hunter call of the wild」

についての記事を書いた。

だが、私の狩りは、

ランボー 怒りの野原疾走をしただけで、

失敗に終わったのだ。

それを見かねてか、

友人が手本を見せてくれることになった。


友 「なんでそんな脳筋プレイしかできないんだ?

狩りは待つのが基本だ。

ハンティングスポットで待ち続けろ」

そう言うと友人は、見晴らしの良いフィールドで、

待ち伏せを開始した。


しばらく時間が経った。

時々画面の端には猪や、鹿が見えた。

だが、なかなかうまい具合に

こちらに来ない。

そして射程に入る前に、

彼らは去っていった。

私 「ああ、じれったい!

8ポンド砲とかないのか?」

友 「んなもん撃ったら跡形も残らねぇだろ。

いいか、狙撃は動物写真家と同じだ。

ひたすら動物達を待ち続け、

そして思いを相手に伝える。

ただ、伝え方が若干異なるだけだ」

私 「ずいぶん違くないか?」

友 「いや、同じだ。

そして思いは重い。

思いの強さ(銃の破壊力)は、

速度×重さの二乗に比例する。

3500ジュールを相手に伝えるんだ」

私 「猟奇的すぎる」

友 「だって猟だし」


その後もずっと同じ状況が続いた。

だが、巨大な角を持ったヘラジカが通った時、

事態は急変した。

友 「あいつ!あいつがでかい!  

殺す!絶対殺す!逃げるな!」

そう言うと友人は、

全力疾走で獲物を追いかけ始めた。

私 「待ち伏せとは一体何だったのか・・・」


だが、前回の私がそうであったように、

闇雲に追いかけても、

狩りはうまくいかないものだ。

友人は狩りに失敗し続けた。


友 「なぁ、なんで動物って動くの?

もう並んでるのを撃つだけでいいんだが」

私 「ただの銃殺刑じゃねぇか」


その後、友人はヘラジカの逆襲に遭い、

巨大な角で突き上げられて、宙を舞った。

我々は動物を狩るどころか、

逆に狩られて狩りを終えた。