だいたい日刊 覇権村

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チョコミントは歯磨き粉の味?

今週のお題「チョコミント

今週のお題はチョコミントだそうだ。

チョコミントについて書く。

 

さて、チョコミントと聞いて皆さんは

何を思い浮かべるだろうか?

「歯磨き粉!」

と答える人が多いと思う。

そして

「チョコミントは歯磨き粉」

と結論を下してしまうかもしれない。

だが、ちょっと待ってほしい。

果たして本当にそれでいいのだろうか?

安易に答えを出しすぎではないだろうか。

チョコミント歯磨き粉インシデントは、

もっと複雑でデリケートな問題だ。

もう少し深く考えたい。

 

そもそもチョコミントは、

本当に歯磨き粉の味なのだろうか?

歯磨き粉は、チョコミント菓子を

パクっているという。

だが、それはちょっと違う。

歯磨き粉がパクっているのは、

チョコミント菓子ではなく、

野生のオリジナルのミントである。

そしてチョコミント菓子は、

さらにその歯磨き粉の二次創作だ。

つまり、野生のミントをパクったミント味の歯磨き粉の、

さらにそれをパクったミント味の歯磨き粉味のチョコミント菓子、

というのが正しいチョコミント菓子だ。

パクったのは歯磨き粉ではなく、

チョコミント菓子の方なのである。

 

だが、ここで疑問が生じる。

なぜチョコミント菓子は

わざわざ歯磨き粉の味に似せたのだろうか?

ここには深いわけがある。

というのも、人間は怠惰で罪深い存在だ。

長い年月を過ごす中で、

毎日歯を磨くことが億劫になってきた。

そこに目を付けたのがお菓子業界。

彼らは歯磨き粉味のチョコミント菓子を売り出した。

歯磨き粉と同じ味のものを食べれば、

実質的に歯を磨いたことになる。

歯磨きの代わりに歯磨き粉味のお菓子を食べよう。

そんな甘い誘惑である。

こうして人々は、歯を磨くことを止め、

ミント味の歯磨き粉味のチョコミント菓子を食べるようになり、

歯医者に震える虫歯者が増加したというわけだ。

 

だが、これに危機感を抱いた歯科医達は、

新しいタイプの歯磨き粉を作った。

そう、チョコミント菓子味の歯磨き粉である。

正確に言えば、ミント味の歯磨き粉味のチョコミント菓子味の歯磨き粉だ。

お菓子味の歯磨き粉なら人は喜んで

歯を磨いてくれるだろう。

そんな理屈だ。

 

しかし、それを見たらお菓子業界は黙っていない。

今度はその歯磨き粉の味をさらに真似、

ミント味の歯磨き粉味のチョコミント菓子味の歯磨き粉味のチョコミント菓子を作った。

これで世は再び暗黒虫歯時代である。

 

だが、それに危機感を抱いた歯科医達が作り出したのが、

ミント味の歯磨き粉味のチョコミント菓子味の歯磨き粉味のチョコミント菓子味の・・・(以下略)