だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

うなぎについて

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今日は土用の丑の日だそうだ。

みんなはうなぎを食べているだろうか?

この言葉を聞くと、

私は子供の頃を思い出す。

「土曜の牛の日にはうなぎを食べるんだよ」

と初めて聞いた時に私は思ったものだ。

「今日金曜じゃん!

あとなんで牛の日にうなぎなんだ?!

牛を食え!牛角へ行こう!」

そして、この世界には何か重大な矛盾がある、

と感受性の強かった私はそんな疑問を持った。

その日から周りの大人を信じられなくなった。

 

だが、その後の調べで、

これは土曜の牛の日ではなく、

土用の丑の日と書くことを知った。

私は自分の過ちを深く恥じたものだ。

ちなみに土用の丑の日

うなぎを食べ始めた戦犯は平賀源内。

あの有名なエレキテルを発明したおじさん。

要するに元祖ピカチュウだ。

私は彼を憎むことにした。

 

ところで、土用の丑の日

書くことを知ったわけだが、

土用の丑の日が具体的に

何を指すのかは知らなかった。

それに気づいたのは、

中学生ぐらいだと思う。

だが、以前と違って、

深く調べることはしなかった。

そうしたことを調べるには、

私はあまりに老いすぎていた。

そしていつしかそうした不思議に

疑問を抱くことを忘れ、

日々を流されるままに生きている。

そして今に至る。

大人になるというのは、

そういうことなんだ・・・。

 

いや、なんでもない。

話を元に戻そう。

うなぎの話だ。

土用の丑の日になると、

うなぎ絶滅問題の話もよく出る。

うなぎの漁獲量を見てみよう。

1960年代には3000トン以上を記録していたが、

1970年代には2000トン台に低下する。

そして1980年代には2000トンを割り込み、

1990年代には1000トンを切る。

今では500トン未満である。

近年ではワシントン条約による保護も

検討されている。

これについて皆さんはどう思うだろうか?

 

要するに何が言いたいかと言うと、

私も絶滅しそうなので保護してほしい。

世界にあと1体しか個体数が存在しないらしい。

これはうなぎより深刻な問題なのだ。

みんなで考えよう。