だいたい日刊 覇権村

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なぜカリコプシス・ネマトフォラは2種類の腕を持つのか?

人生を送る上で、誰でも1度は疑問に思うことがある。

人はなぜ生きねばならないのか?

この世界からなぜ戦争がなくならないのか?

なぜカリコプシス・ネマトフォラは2種類の腕を持つのか?

などだ。

先の2つの問いに答えるのは難しい。

だが、3つ目の答えなら、

私でも知っている。

今日は皆さんの人生3大疑問の内の1つに答えよう。

 

まず、皆さんもご存知の通り、

カリコプシス・ネマトフォラとは、

キライクラゲの異名を持つ

深海クラゲのことだ。

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ここで言うキライとは、

好き嫌いの嫌いではなく、

機雷のことである。

だってカリコプシス・ネマトフォラを

嫌いな人なんて、いるわけないじゃないか。

好きクラゲと名付けられるならまだしも、

嫌いクラゲなんて有り得ない。

 

では、なぜ機雷なのだろうか?

機雷については知らない人も

たくさんいると思うので、

説明しておこう。

機雷とは、海に浮かぶ地雷のようなもので、

船が近づくと爆発し、

その船を撃沈してしまう恐ろしい兵器だ。

地雷の船バージョンと思ってもらっていい。

 

だが、嬉しいことにカリコプシス・ネマトフォラは、

優しい生き物なので爆発することはない。

見た目が機雷みたいなだけである。

外見は冷たい感じがするが、

実は根は優しいクラスメイト的な存在だ。

 

それでは本題に移ろう。

なぜカリコプシス・ネマトフォラには、 

2種類の腕を持つか、だ。

ご存知の通り、彼らは2種類の腕を持つ。

太くて長い腕と、先がボールのようになっている腕だ。

街中でこういう人に出会うことは少ない。

だから、ついつい気になってしまう。

 

もちろん、これは1人で孤独に

キャッチボールをするためではない。

カリコプシス・ネマトフォラは、

そんな哀れな生き物ではない。

 

長い方の腕だが、

これは獲物を取るためのものである。

人間に例えるならば、

お箸を持つ方の手だ。

狙ったおかずは逃がさない。

 

では、ボール状の腕の方はどうか?

これは捕らえた獲物を

逃がさないようにするためのもの。

人間に例えるならば、

これはお茶碗を持つ方の手だ。

お茶碗はがっちりとつかみ、離さない。

いや、ちょっと違うか。

なら、口に運ぶ時に落とさぬよう、

箸の下に添える手と思えば良いだろう。

 

以上だ。

ガッカリしただろうか?

だが、答えなんて蓋を開けてみれば、

簡単なものなのだ。

最初の2つの問いの答えも、

意外とこんなもんなのかもしれない。