だいたい日刊 覇権村

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鍋をおいしく作る方法

などと書いたが、
鍋をおいしく作るのに
どうもこうもない。
おいしい鍋を作るには、
たった2つの技術で十分だ。

1.食材を放り込む

2.煮る

これだけである。
それだけでおいしい鍋の完成だ。
鍋を失敗するなんてあり得ない。
これのどこにまずくできる
過程があるというのだろうか。
もしそんな愚かな人間がいるとすれば、
お目にかかってみたいものだ。
そういうわけで今日は
安定と信頼の鍋を作った。

さて、まずはスーパーで買い物だ。
まずは鍋の素。
今日は寄せ鍋で行こう。
それと肉と野菜も購入。
あとは・・・
お、あんこうが安売りしているぞ。
年明け早々あんこう鍋か。
良いじゃないか。
というわけであんこう鍋となった。

そして帰宅し、鍋作りを開始した。
料理は簡単だ。
先ほど言った通り、

1.食材を放り込む

2.煮る

終わりである。
おかげで鍋はさっさと出来上がった。
さぁ、それでは早速食事の時間だ。
まずはあんこうから行ってみよう。
つまんでみると見るからに
身がたっぷりと詰まった立派な姿だ。
私は落とさぬようにそーっと口に運び、
そして一口食べた瞬間、
電撃が走った。
ゴフッ
全身を突き抜ける圧倒的まずさ。
まるで汚染された海を
口に突っ込まれた気分だ。
私は盛大にむせ返った。
ナニコレ・・・。
こんな環境に悪いもの食べられないよ。
自然環境と腸内環境の破壊を感じる。
人は海から生まれ、
そして海を殺してしまった。
この鍋は人間の業そのものだ。

それにしても一体なんて
まずい鍋なんだ。
まずい鍋を作れる愚かな人間、
お目にかかってしまった。
こんなところにいたのか。
幸せの、いや、不幸せの青い小鳥は
意外と近くにいるものだな。

それでは繰り返しになるが、
おいしい鍋を作る方法を振り返ろう。
おいしい鍋を作るには、
たった3つの技術で十分だ。

1.食材を放り込む

2.煮る

3.その前に良い食材を買ってくる

以上だ。