今週のお題「わたしの節分」
2月に入った。
節分の時が近い。
そろそろ豆のストックが
気になる頃ではないだろうか。
しかしながら最近は
日本の伝統的な節分の過ごし方や、
正しい豆のまき方を
知らない人が増えている。
嘆かわしいことだ。
なので今日は豆のまき方を
詳しく紹介しようと思う。
まずは1番オーソドックスな
まき方から入ろう。
1つ目はこちら。
ハンドガン型豆撒き法だ。
1家に1台は必ずあるハンドガン。
節分の標準的装備と言っていいだろう。
その歴史は古く、
起源は種子島銃とも言われている。
そこから小型化が進み、
今の形になった。
豆のまき方は簡単。
弾倉に1発ずつ豆を詰め、
あとは鬼に向かって
引き金を引くだけ。
重量も軽いことから、
女性や子どもに人気のあるまき方だ。
しかしながら、射撃の腕に不安を覚える人や、
鬼を見るとパニックに陥る人も多い。
そんな方にはおすすめがある。
ショットガン型豆撒き機だ。
対象の直前で散弾が炸裂し、
大量の豆が降り注ぐ。
攻撃範囲が広いため、
鬼の接近を許してしまったうっかりさんや、
複数の鬼に囲まれてしまった方には、
最適の方法だろう。
だが、追いつめられるのはもう嫌だ。
小学校の夏休みの宿題の記憶が蘇る。
もっとスマートに決めたい。
そんな人もいるだろう。
そこでスナイパーライフル型豆撒き機の出番だ。
接近戦には弱いが、
遠くから落ち着いて狙える。
男は黙って遠距離攻撃。
相手が手も足も出ない所から
一方的に狙い撃ちする。
これこそサムライの生き様というものだ。
とはいえ、まだまだ威力が足りない。
節分はこんなしょぼくれた行事ではないはずだ。
そう思うのが人情だと思う。
そこで登場するのがこちら。
マシンガン型豆撒き機だ。
これぞ節分の代名詞!
神主がピックアップトラックの荷台から、
ゾンビのようにワラワラと集まる鬼に
重機関銃をぶっ放す。
節分の醍醐味とも言える光景だ。
だが、残念ながら一般人は
この方法はできない。
なぜなら以上のような撒き方は、
日本の伝統的祭礼行事。
なのでマシンガンの使用は、
通常、神主にしか認められていない。
もし自分の装備で不十分なら、
素直に神主に支援砲撃を要請しよう。
それがダメならショッピングモールや
神社に立てこもるといい。
そしてそこから豆をまく。
それが節分というものだ。