だいたい日刊 覇権村

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新北海道旅行記 その9 観光地価格の恐怖

新北海道旅行記のつづき。

北海道で注意すべきことは、たくさんある。

クマ、雪、寒さ、マリモ、シャクシャインの乱等々。

その内のいくつかは、

これまでに何度か触れた。

だが、まだ書いていないこともある。

それが観光地価格だ。

北海道のような観光地では、

観光客を貪るために、

べらぼうな価格が設定されている。

うかつに海鮮丼など食べようものなら、

莫大な借金を背負わされてしまう。

その結果、真冬のオホーツク海に沈められたり、

行き倒れて雪に埋もれ、

春に発見されたりする。

実際、北海道旅行で行方不明になる人の多くが、

このパターンだ。

 

だが、きちんと対策を立てれば、

ちゃんと生きて帰れる。

そのためには観光地価格を

深く知ることが大切だ。

 

私が作成した観光地ハザードマップによれば、

札幌駅を爆心地として、

同心円上に観光地価格地帯が広がる。

特に半径1キロ以内は非常に危険だ。

入れば一撃であなたの私有財産

粉砕されるだろう。

絶えず自分の位置を確認するのが大切だ。

 

半径1.5キロを過ぎると、

やや危険は中和される。

だが、油断は禁物だ。

気を抜くとすぐに破産する。

実際それで多くの観光客がやられている。


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こちらはバターコーンラーメンで

財産を失った観光客の慰霊碑だ。

このような鎮魂の碑はいくつもあり、

被害の大きさを物語っている。

 

半径2キロを越えると、

ようやく人が生きられる地域となる。

そしてそこには多くの楽園が存在するのだ。

例えば、私が入った店だと、


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これがなんと580円。

 


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こちらも700円前後だ。

 

こういう店は、地元住民に聞くと教えてくれる。

もし教えてくれない場合は、

妻子を人質に取る等すれば、

快く教えてくれると思う。

これが観光地価格の避け方だ。

 

ところで、余談だが、

これは一体何だと思うだろうか?


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実はこれ、鹿肉の串だ。

北海道の鹿は人懐っこいので、

車で運転中によくフロントガラスに

突っ込んでくる。

そして多くの道産子が血祭りに上げられている。

もちろん、鹿に対する報復は苛烈だ。

このように、北海道民と鹿の間では、

日夜、仁義なき戦いが繰り広げられている。

そして敗れた鹿は串刺しの刑にされ、

写真のような有様になるわけだ。

この一品は、ただの料理ではない。

鹿に対する人類の勝利の象徴なのだ。

 

ちなみに気になるお値段は480円(税抜)。

480円で味わえる勝利の味。

お買い得です。

 

 

 

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