だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

新北海道旅行記 その11 罪と罰

拝啓

うららかな春が終わり、

暑くなってきましたね。

いよいよ季節は初夏の感があります。

皆様におかれましては、

いかがお過ごしでしょうか?

私の方はといえば、北海道旅行記の続き(冬)を

書こうかなと思います。

今年の冬までには書き終えたいな、

と思う今日このごろ。

 

さて、列車に乗った私は、

札幌から旭川へと向かった。

前にも書いた通り、

列車の外は白の虚無に覆い尽くされた。

生命の気配は消え去り、

いよいよ文明の極北に迫りつつある。

もうだめかもしれない。

 

しかし、旭川駅に近づくと、

またちらほらと民家が見えてきた。

そしてまた人間の街が現れた。

私は安堵しながら旭川駅で列車を降りた。

 

だが、一歩駅の外へ出ると、

私の背筋に激震が走った。


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罪を犯した村人達が

晒されているではないか。

過酷な場所に来てしまった。

札幌では雪祭りだったのに、

旭川では血祭りだ。

やはり北海道も内陸まで来ると

文明の光は届かないのか。

私は亡骸に手を合わせると共に、

一緒に記念撮影を行った。

そして写真データは、

最近充実してきた罪と罰フォルダに移した。

 

街を歩いていると、他にも様々な罪人の姿があった。


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雪の中、決めポーズの刑 (懲役13時間)

 


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雪の中、猫看守に演奏を聞かせる刑 

(情状酌量によりマフラーと耳当ての着用を許可)

 

やはり網走に近づくにつれ、 

刑罰もハイレベルになっていくのだろうか。

色んな方法で罰を与えようという

職人の業が光る。

罰の多様性を感じる。

私は心から受刑者に同情すると共に、

写真を罪と罰フォルダに移した。

 

 

 

 

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