今日は友人と浅草を観光してきた。
色々と見てきたのだが、
メインはやはり浅草寺だ。
浅はかな草と書いて浅草寺。
特に意味はない。
早速、境内に入ろうと思ったが、
我々は正面から入れるような
立派な人間ではないので、
裏口からこそこそと入った。
こういうところに、
人柄というのは現れるのだと思う。
裏門はこんな感じだった。
正門に比べると、随分しょぼくれた門だ。
そして門の脇にいる像は、
かの有名な
「先生怒らないから、先生の人生で唯一の誇りだったちびっ子けん玉大会選手権優勝トロフィーを、プレス機にかけて、こんな鉄塊にした奴出てきなさい!」
の像だ。
怒りがひしひしと伝わってくる。
門を抜けて境内に入ると、
今度は様々な屋台が立ち並んでいた。
とりわけ目についたのが串焼き屋だ。
腹が減っては浅草観光はできぬ。
何か注文してみよう。
えーと、メニューは・・・
イハイホ、イマタ、ダグ、ユリカテか・・・。
そこには聞いたことのない未知の生き物たちが、
大量に串刺しにされていた。
なんだろう、アフリカ料理だろうか?
立ち止まって見ていると、屋台のおじさんが
「これ買わんか?」
と串を目の前に差し出した。
見た目から察するに、多分ダグだろう。
私は身の危険を感じ、
足早に屋台コーナーを立ち去った。
続く