だいたい日刊 覇権村

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日光旅行記 その1 準備編

先日、日光へ旅行へ行ってきた。

今回の旅行は、いつもとは

だいぶ違うものになった。

準備と計画にかなりの時間を割いたからだ。

 

まず、お土産についてである。

いつもは、行き当たりばったりで

お土産を買っていただけだった。

だが、今回は先にちゃんと

欲しいものを周りに聞いておいた。

 

私 「今度日光行くんだけど、

何かお土産に欲しいものある?」

 

友 「家康公の遺灰」

 

難易度高いな、おい。

とりあえず公園かなんかで

白っぽい砂を拾ってきて、

「これが遺灰だよ」

と言って渡そう。

欲しいものを聞いて回るのはやめた。

 

あと、今回は計画的に行動することにしていた。

この旅行は必ず計画的にしよう。

毎日必ずそう意識した。

そして意識し続けて出発2日前になった。

そろそろ実行に移す頃合いだろう。

 

最初に路線図を調べた。

それまでの私は

「どうせ日光とか、埼玉のちょい上でしょ。

埼京線で一発だわ」

などと牧歌的な印象を持っていた。

 

だが、前日に路線図を見たら、

私の方が一発だった。

どうやら日光は、宇都宮のさらに

上の方にあるらしい。

話が違う・・・

 

調べてみると、他にも

衝撃的な事実が判明した。

例えば

「日光というぐらいだから、

日が燦々と照って暖かそう・・・」

などと思っていた。

だが、実際は日光は山奥で、

かなり寒いらしい。

そんなの聞いてないよ。

 

あと、持ち物も増やす必要が出てきた。

それまでは日光に持って行く物といえば、

猿を追い払うためのエアーガンと、

家康を追い払うためのお札ぐらいかと思っていた。

だが、防寒着を始めとして、

多くの物が必要なようだ。

 

「こいつは計画的にはいかないかもしれないぞ」

 

そんな風に私は思った。

出発2日前の話である。

 

つづく

 

 

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