だいたい日刊 覇権村

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空気清浄機が平和をもたらす

先日、空気清浄機を買った。

こいつが素晴らしい奴だった。

今日はその自慢をしようと思う。

 

この空気清浄機には、美点がたくさんある。

まず、外見が良い。

全身真っ白な姿をしている。

純真無垢な、そう、まるで天使のような外見だ。

この愛らしい姿を見てほしい。


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街中でこいつが空を飛んでいても、

多分天使との区別はつかないだろう。

間違ってもSFとかに出てきそうな

殺人ドローンではない。

 

だが、素晴らしいのは外見だけではない。

中身も良い。

人間と空気清浄機は中身が大事。

例えば、空気中の埃を吸い込み、

文字通り空気を綺麗にしてくれる。

しかし、その代償として、

自らはどんどん汚れていく。

まるで幸福な王子様だ。

その自己犠牲精神には感銘を覚える。

 

また、この機体のすごいところは、

自動センサーがついていることである。

部屋の埃を感知したらランプが光り、

その方向に向けて清浄な空気を送り込む。

だが、空気清浄機は冗談が通じない奴なので、

「こいつは汚れている」と判断されれば、

永遠にロックオンされ続け、

猛烈な勢いで風を吹きすさぶ。

ゴミには容赦しない。

それが空気清浄機だ。

 

あと、埃などの汚れは落としてくれるが、

心の汚れは落としてはくれない。

汚れた人はずっと汚れたままなのだ。

この辺は改良の余地があると思う。

 

このように空気清浄機は、

空気の汚染を簡単に取り除いてくれる。

だが、それだけではない。

場の空気が悪くなった時も、

こいつが何とかしてくれるのだ。

 

例えば、大学入試で晴れて東大に

合格した人達がいるとしよう。

彼らがセンター試験に話すとする。

 

A 「そういえば今年のセンター試験って

簡単だったよね~」

 

B 「おい、お前それはちょっと・・・」

 

A 「あっ・・・」

 

視線の先には、第97志望の

ンジャメナ大学(偏差値 3)にしか

受からなかった受験生C がいた。

気まずい空気が流れる!

だが、それを察知した空気清浄機が瞬時に起動。

 

空気清浄機 「ねぇねぇ、それより恋バナしようよ~!

みんなの気になってるって誰~?」

 

A 「え~、ヒ・ミ・ツ!」

 

空気清浄機 「いじわるしないで教えてよ~

あたし達の仲じゃん!」

 

みたいな感じで空気を和ませてくれる。

空気清浄機ならではの機能だろう。

 

他にも長所はたくさんある。

防犯機能に優れ、外敵が侵入してきたら、

部屋の空気を全て抜き、

窒息死させたりもできるのだ。

 

まだまだ長所はいくらでもあるが、

とりあえずこれぐらいにしておこう。

もし家に埃まみれな人がいたり、

家族がギクシャクして食卓の空気が微妙なら、

空気清浄機、おすすめである。

 

 

 

 

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