今日は近くの駅のデパートで、
文房具を買いに行った。
週末だけあって、どのフロアも
とても混んでいる。
私の行ったところは、
とりわけキッズ達がはしゃいでいた。
フロア内で鬼ごっこめいたことまでやっている。
そしてその内の1人が、転びそうになった。
さすがに一言注意した方がよかろう。
私はその子に近づき、
「危ないよ。足元に気をつけてね」
と、優しく声をかけた。
その甲斐あってか、
子ども達は少しは落ち着いたようだ。
うむ、一応大人っぽく振る舞えたな。
私は満足感と共にそこを後にし、
その十数歩後、階段で思いっきり
けっつまずいて転んだ。
子ども達からは大爆笑であった。
も、もちろん、これは計算通りだ・・・。
足元に気をつけないとこうなる。
それを敢えてその身を以て示したのだ。
まさに大人の鑑である。
たとえ彼らにはそれが
わからなかったとしても、
私自身と読者にだけわかってもらえれば、
それでよしとしよう。