だいたい日刊 覇権村

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Uber EATSを試してみた

今日は唐突にビリヤニを食べたくなった。

ビリヤニを食べたいが、

食べに行くのも、

買いに行くのも面倒くさい。

というわけで、今流行りの

Uber EATSというのを試してみた。

 

UberEATS。

読みは恐らくウベレアスだろう。

ウベレアスとは何か?

これは様々なお店の料理を

出前で運んでくれるシステムのことだ。

 

普通は一部のそば屋やラーメン屋しか

出前はやっていない。

しかし、Uber EATSなら、

松屋やマック、レストランから、

定食屋やイタリアンまで、

様々な物を届けてくれる。

 

私は早速近所でビリヤニを売っている

ネパール料理屋を調べ、

ウベレアスに注文した。

これで私も晴れてウベレアシストだ。

 

注文後が、とても面白かった。

Uber EATSのアプリを見てみると、

いつビリヤニが店を出たかがわかった。

そして、到着予定時刻も表示された。

すごい、ここまでわかるのか。

 

それだけではない。

配送員の名前と顔も表示される。

おかげで届くまでの間、配送員の

FacebookTwitterのアカウントを

探したりできるということだ。

 

また、配送員はGPSで管理され、

今どの位置にいるのかもわかった。

私は配送員の様子に気を配った。

 

頑張れ頑張れ!その調子だ!

そう、その道をまっすぐだ。

あっ、その道は違うぞ!

ああ、到着予定時刻が

どんどん遅れ始めた・・・。

 

私は配送員が気の毒になってきた。

考えてみると彼らは大変だ。

私が安全な温かい部屋から

ウベレアスを札束で引っ張ったき、

下っ端配送員が必死で届ける。

しかもこのコロナ騒動の中でだ。

彼らも命がけである。

 

私は、ビリヤニのために命を

危険にさらす配送員のことを思い、

少し心が痛んだ。

 

しばらくすると、ビリヤニは届いた。

配送員は遅れたことを

必死で謝っていたが、

私は労をねぎらって、

ペットボトルのお茶を渡した。

 

届けさせるのはこれで最後にしよう。

そう思い、ビリヤニを開けた。

その瞬間、哀れな配達員のことは

一瞬で忘れた。

おいしそう!

このビリヤニは最高だ!

いいぞ、ウベレアス!

これからもどんどんビリヤニ

届けさせよう!

雪でも嵐でも届けさせよう!

 

ウベレアシスト。

それは自分の手を汚さず、

他人を手のひらで転がす

罪深い存在である。

 

 

 

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