だいたい日刊 覇権村

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メガネケースの選び方

昨日、メガネケースを壊してしまった。

なので、新しいものを買うことにした。

 

メガネケース選びは、

かなり重要である。

この残酷な世界では

メガネを守ってくれるのは、

メガネケースしかいないからだ。

メガネの人生はひとえに

メガネケースにかかっている。

 

ケースを選ぶ際に、気をつける

ポイントはいくつかある。

例えば、メガネが安心できる環境であることだ。

 

現実は辛く、普段は自分を

殺して生きていかねばならない。

だが、このケースの中だけは

自分らしく生きていける。

ここでだけは自分は輝ける。

そんな世界を作らなければならない。

 

あと、ケースにはぬくもりが必要だ。

現代社会にはぬくもりが足りない。

ケース内には低反発素材や、

落ち着いた調度品、

あと、間接照明も欲しい。

そうでなくては、メガネのメンタルが

やられてしまうだろう。

 

 

セキュリティーも強化したい。

メガネが安心できる世の中を作るには、

やはり安全が保障されていなければならない。

 

指紋認証を採用するのはどうだろう?

いや、ダメだ。

私を殺して指を切り落とし、

それで解錠される可能性も

否定できない。

 

それを防ぐには、鉄で溶接したり、

内側からしか開けられない

仕組みが必要だ。

 

 

ケース内だけでなく、

ケース外も工夫を求められる。

メガネの天敵は多い。

外敵から身を守る必要があるからだ。

 

ケースの外をトゲで覆おう。

いや、それだけでは足りない。

神経毒も塗ろう。

メガネケースに求められるのは抑止力だ。

 

 

あと、メガネケースの色。

これも重要な要素だ。

やはり外敵に発見されないよう

迷彩色が求められる。

カメレオンのように風景に溶け込み、

視認性を下げる必要がある。

 

時代に逆行するようだが、

求められるのは見える化ではなく、

見えない化なのだ。

 

 

さて、話をまとめよう。

買うべきメガネケース、

それはぬくもりと安心で満たされ、

中はふかふかのソファーや床があり、

間接照明で明るく照らされ、

外からは開かない。

 

一方、ケースの外側は

神経毒マシマシのトゲが張り巡らされ、

周囲の風景に溶け込み、

全くどこにいるのかわからない。

そんなメガネケースを

探さなければならない。

 

 

だが、面倒になったので、

結局ダイソーで買った。

メガネケースはやっぱ安さでしょ。

 

 

 

 

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