マスク焼けをご存じだろうか?
名前から見て、熱中症で
脳をやられてしまった人が、
マスクを焼いて食べ始めてしまう、
といった奇行を想像をする人も多いだろう。
しかし、それは惜しいが
ちょっと違う。
正解は、マスク姿で外に出すぎて、
日焼けがマスクの部分だけ
残ってしまうことを指す。
そうなると、こんな感じになる。
哀れむべき姿だ。
この暑い中でも背筋が
凍るような光景である。
きっと令和時代の口裂け女は、
こういうバージョンに
なっていくことだろう。
だが、人間の知恵と頭脳を
駆使すれば、こうした悲劇を
防ぐことができる。
今日はそれを紹介しよう。
この問題は、マスク部分だけ
紫外線が当たらないことに起因する。
マスクを取って生活するのが
一番早いが、コロナ時代に
そんなことは許されない。
そんなことをすれば、
植物性プランクトンの中に
紛れ込んだゾウリムシのような、
そんな肩身の狭い思いを
することだろう。
どうにかしてマスク部分にも
紫外線を当てる機会が必要だ。
もっと言えば、マスクをして
出かけたら、その翌日は逆に
マスク部分を露出し、
それ以外を隠すことが要求される。
こうした要求を完璧に満たす方法がある。
それがこれだ。
この仮面を装着せよ。
そして、2日に1日は
これで外へ出ろ。
この仮面は、きっとこうした
事態を数十年前に想定して
作られたに違いない。
やはり仮面ライダーは最高だ。
無論、町へ出ることは許されない。
誰とも会うな。
誰とも喋るな。
ヒーローとは孤高なものなのだ。
こうした勇者に活躍によって、
顔の全てが均等に日焼けし、
顔面の平和は保たれるのである。
それ以外に世界を救う方法はない。