今日はコロナ新規感染者数が
5人以下だったら外出しよう
と思っていたが、
予想の千倍以上の
感染者が出てしまったので、
家に引きこもった。
そして、有り余る時間を使い、
私はマサラチャイを作ることにした。
マサラチャイとは、
様々なスパイスを混ぜ合わせた
チャイのことだ。
先日、我が家は大航海時代を終え、
様々な香辛料が手に入るようになった。
ほとんどは日本のモルッカ諸島と呼ばれる
カルディで買ったものだ。
そういうわけで、
今の我が家にはシナモンも
クローブも何でもある。
これらを入れれば
チャクラが開くだろうか？
・・・ダメだ。
いまだに魂がチャクラの
呪縛に囚われている。
飲食物にとって重要なのは、
チャクラが開くかどうかではなく、
おいしいかどうかが全てなんだ。
私は繰り返し自分に言い聞かせた。
さて、それではマサラチャイの
細かい調理法について解説しよう。
スパイスは、
カルダモン
シナモン
ブラックペッパー
を用意してほしい。
それらを粉砕するところから始まる。
この世で価値あるものは、
全て破壊から生まれる。
この砕く作業は、とても面倒だ。
だが、嫌いな人間のことを
思い浮かべていたら、
いつの間にか驚くほど粒子の
細かい粉末になっていた。
あとはそれらを何か色々やって完成だ。
(説明に飽きた)
大体こんな感じになる。
口に含むと風味が染みわたっていく。
私はチャクラが開いていくのを感じた。