近くに残された手記より。
「とうとう研究所から
こいつを盗み出しちまった!
一緒に逃げたスティーブは
警備兵に撃たれてくたばっちまったし、
俺ももう研究所には帰れない。
だが、まぁいい。
こいつが無事育てば、
俺は大金持ちだ!
そうしたらさっさと
こいつを売りさばいて、
こんなクソみたいな
暮らしからおさらばよ。
その日が待ち遠しいぜ。
そうだ、これかれの
ハッピーな日々を
記録に残しておこう。
後から見返してみりゃあ、
きっとごはん3杯はいけるぜ」