だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

勤労感謝の日

 今日は勤労感謝の日
祝日である。

せっかくの休みなので、
先週友人を遊びに誘った。

私 「次の勤労感謝の日
どこか遊びに行かない?」

友 「すまん、その日は仕事だ。
勤労感謝の日のはずなのに、
勤労して感謝もされない。
一体どうしてこんなことに・・・」

私 「どうしてなんだろう・・・」

そういうわけでおとなしく
家で過ごすことにした。


それにしても、どうして
勤労感謝の日が始まったのだろうか。

始まりは確か明治時代だったか。

私の記憶が正しければ、
こんな話だった気がする。


あるところに男がいた。
仮に連勤 多労(れんきん たろう)
としようか。

彼には仕えるべき上司がいた。
その名を
十連勤 五十六(じゅんれんきん いそろく)
という。

十連勤を56回連続で行えるように
とつけられた名前だ。

両者は同じブラック企業に勤務していた。
どちらも勤労の士である。

ある時、2人は十連勤明けに、
蝦夷へ出張に行くことになった。

その途中の駅でのこと。

五十六が気を利かせ、
多労の分まで駅弁を
買ってこようとした。

そして、多労に
「俺が戻るまでここで待っていろ」
と言った。

それに対して多労は

「いつもお世話になっております。
待機の件、承知いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします」

と快諾し、待機行動に移った。

だが、その後、事件は起きた。

運悪く、その日は57回目の
十連勤の始まりの日だったのだ。

五十六は無残にも力尽き、
駅弁を片手に過労死した。

多労はそれを知る由もない。

多労は待った。

上司の帰りを。

雨の日も、風の日も、
彼は待ち続けた。

そして、月日が経ち、
ある雪の日、多労が冷たくなって
死んでいるのが発見された。

死因は過労死。

人々は彼らの勤労を
悲しむと同時に感謝し、
そして勤労感謝の日が生まれた。

そういう話だ。

いや、どこかで犬の話と
混ざってないか?

詳しいことはよくわからない。

もし誰かわかったら、
コメント欄に書いておいてほしい。

私は勤勉ではないので、
自ら調べるということをしない。

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