昨年の今頃、
ひな祭りが過ぎていたことに
私は気づいた。
そのことを友人に話すと、
「そういえば俺も
ひな祭りに気づかなかった。
どんだけひな祭りと無縁に
過ごしてるんだろうか。」
と、言っていた。
我々はひな祭りを
軽視しすぎではないだろうか。
我々はいつだってひな祭りに
そっけない態度を取る。
ひな祭りの方は、
我々を拒絶したことは
一度もないというのに。
我々はもう少しひな祭りに
敬意を払わなければならない。
そうだ、来年のひな祭りは
盛大に開催しよう。
もうひな祭りを忘れたなんて言わせない。
それぞれの脳に刻み込むような
そんな鮮やかなひな祭りをやろう。
そんなことを皆で誓った。
・・・ことを今日思い出した。
またしてもやってしまった。
我々とひな祭りが
いかに遠く隔たっているか。
この断絶を乗り越えるための
試みではなかったのか。
こうした悲劇を防ぐための
催しではなかったのか。
我々は深く反省した。
悲劇はもう繰り返さない。
そのために、ここに来年の
大ひな祭り祭の開催を宣言する。
2023年3月3日、決行。
coming soon
