だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

世界の全てを知るために

世界の全てを知ることは
可能だろうか?

無理、と誰もが即答することだろう。

では、なぜ無理なのか?

一つには対象が大きすぎることだ。

なにせ世界の全てだ。

ちょっと語がでかすぎである。

世界の全てってお前・・・

だが、対象を分割してみてはどうか?

この世には「世界全て」という
1つのものがあるのではなく、
その中には無数の小さな物がある。

普段食べている食べ物、
乗っている車、
着ている洋服、
歩いている道。

対象をここまで細分化すれば、
それぞれを知ることは可能である。

それを足掛かりにし、
細々とした知識を積み重ね、
既知の世界を拡張させ、
徐々に世界の真理へと近づく。

これならば少しは活路が
見出せるのではないか。

方法論が確立したところで、
次は実践だ。

まずは実際に今接している
生活空間の理解から始めよう。

外に出て、歩いている時に、
目に見えるものを片っ端から
調べていこう。

視界に何かが入ったら立ち止まり、
その場でそれを調べる。

そして、調べ終わったら、
また歩くのを再開し、
何か見つけたら止まる。

これを繰り返していこう。

そうすれば、散歩しているだけで、
世界の理解がどんどん深まるはずである。

そういうわけで、今日から
知的探求の旅が始まった。

輝かしい第1日目の成果だが、
今日は玄関で立ち止まり、
ドアの材質やドアノブの形状、
メーカーや歴史について
調べるだけで終わった。

旅、始まらなかった。

ドアを開けることすら叶わんとは・・・

自分の生活世界だけでも、
知るのは無理かも。

明日は家の前にある木まで
行けたらいいなぁ・・・


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