だいたい日刊 覇権村

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吉見百穴に行ってきた!その3

前回のつづき。
前回、よしみひゃっけつが、
よしみひゃくあなだと知り、
これまで信じてきたもの
全てが打ち砕かれた。
 
何が真実で、何が嘘なのか。
 
もはや何も信じられない
 
深刻なアイデンティティクライシスを
抱えながら、私は先に進んだ。
 
入園料を払い、
吉見百穴の敷地に入ると、
最初の難関がある。

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この穴に顔を入れるかどうか。
 
ここで多くの勇者達が
ふるいにかけられる。
 
こんな障害物がある時点で、
このダンジョンがソロではなく、
パーティーを組んだプレイを
想定していることがわかる。
 
もし仲間を連れているなら、
戦士系を突っ込ませてみたり、
あるいは自分がここで
心の傷を負ったとしても、
白魔法士に回復魔法を
かけてもらえる。
 
だが、1人でこれに臨んだとして、
温かい言葉をかけてくれる者は
誰もいない。
 
そもそもやる意味がないし、
撮影もできない。
 
私はこれを避けた。
 
この後、ボス戦も控えているかもしれない。
 
こんなところで体力を
消耗しているわけにはいかない。
 
私は次のステージに進んだ。
 
 
このトラップを越えると、
すぐそこには教科書で見た
あの光景が広がっていた。

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この穴をじっと見てほしい。

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何か出てきそうじゃないか?
 
私はこの光景から
インスピレーションを得た者が、
という仮説を立てた。
 
あの穴からワニがたくさん出てきて、
それをハンマーでタコ殴りにするやつである。

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この説には自信がある。
 
次のワニワニパニック学会では、
このテーゼを発表しようと思う。
 
 
さて、穴の近くには、
この遺跡の説明板があった。

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その中で気になる一説があった。

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明治の考古学者が、
この遺跡を土蜘蛛人(コロボックル人)の
住居だと断定した!?
 
何なんだ、コロボックル人って。
 
しかし、その後の
考古学の発展によって、
さすがに否定されたようだ。
 
どんだけ進んでいなかったんだ、
明治の考古学・・・
 
いや、しかし、私もさっき
大胆な仮説を立てたばかりだしな・・・
 
明治の考古学を馬鹿には
できないかもしれない。
 
もうすべてがわからない。
 
そんな思いを抱えながら、
調査班(1名)は更なる謎に迫った。
 
つづく

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